新薬エクスプレス

抗インフルエンザ薬バロキサビルの顆粒製剤が発売

塩野義製薬

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 塩野義製薬は昨日(11月12日)、抗インフルエンザウイルス薬バロキサビル マルボキシルについて、新たに顆粒製剤(商品名ゾフルーザ顆粒2%分包)の販売を開始したと発表した。(関連記事「バロキサビル、国際第Ⅲ相試験で主要評価項目達成」)

 同薬は、キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害作用によりインフルエンザウイルスの増殖を抑制し、1回の経口投与でインフルエンザの治療および予防を完結できる薬剤。これまでは錠剤(ゾフルーザ錠10mg、20mg)のみだったが、顆粒製剤の発売により低年齢の小児にも服用しやすく、年齢や体重に応じた適切な投与が可能となる。

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