アッヴィ合同会社アラガン・エステティックスは昨日(11月25日)、E型ボツリヌス毒素製剤トレニボツリヌストキシンEについて、成人に対する眉間の表情皺を適応に国内での医薬品製造販売承認を申請したと発表した。 現在、眉間の表情皺の治療にはA型ボツリヌス毒素製剤が国内でも一般的に使用されている。通常、投与後数日~1週間で顕著な効果が現れ、3~4カ月程度持続する。 E型ボツリヌス毒素は、研究においてA型ボツリヌス毒素と比べより速い効果の発現および消失が示されている。したがって、トレニボツリヌストキシンEは眉間の表情皺の改善に対し、迅速な効果発現と短期間の持続を特徴とする新たな治療選択肢となることが期待されるという。