エーザイとバイオジェンは本日(11月26日)、アルツハイマー病治療薬のヒト化抗ヒト可溶性アミロイドβ(Aβ)凝集体モノクローナル抗体レカネマブ(商品名レケンビ)の皮下注オートインジェクター製剤「レケンビ アイクリック」について、エーザイが米食品医薬品局(FDA)に対しFast Track指定の下で実施していた初期療法として週1回投与を可能とする生物製剤承認一部変更申請(sBLA)の段階的申請を完了したと発表した。(関連記事「レカネマブ皮下注製剤、初期治療からの投与に関するFDAへの一変申請を開始」) 同薬500mg(250mg×2本)による皮下注レジメンが承認されれば、現行の2週に1回の静注に加え、新たな選択肢として、皮下注オートインジェクター製剤による週1回投与による初期治療が可能となる。