年末特別号

日本人の血圧管理は不十分、重要性浸透へ

一本化された降圧目標

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 今年(2025年)8月、日本高血圧学会は『高血圧管理・治療ガイドライン2025』(以下、GL2025)を刊行した。高血圧の診断基準は前回GL(以下、GL2019)と同様に140/90mmHg以上(診察室血圧)とした一方、降圧目標値は年齢、病態、合併症にかかわらず130/80mmHg未満に一本化された。日本人の血圧管理は不十分とされるが、11月に同学会はメディア、行政、日本医師会などによるGL2025に関する情報発信を介して血圧管理の重要性が社会に広く浸透しつつあるとして、公式サイトで謝意を表明した。日本高血圧学会高血圧管理・治療ガイドライン作成委員会委員長の大屋祐輔氏(沖縄県北部医療財団理事長)に、GL2025のポイントを聞いた。

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