MSDは11月27日までに、同社が製造販売する4価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(商品名ガーダシル水性懸濁筋注シリンジ)について、来年(2026年)12月末日付で販売終了を予定していると発表した。(関連記事「HPVワクチン、限定出荷開始」) 終売の理由について、同社は「9価HPVワクチン(商品名シルガード9水性懸濁筋注シリンジ)の定期接種対象ワクチンへの追加後、4価HPVワクチンの需要が減少し生産規模が縮小したため」と説明。4価HPVワクチンの定期接種での取り扱いなどに関しては、実施主体である各自治体に確認してほしいとしている。