アッヴィは本日(12月2日)までに、1 回以上の全身療法後に再発または難治性の濾胞性リンパ腫(FL)に対するエプコリタマブ(商品名エプキンリ)とリツキシマブおよびレナリドミドの併用療法(エプコリタマブ+R2)について、初めてかつ唯一承認された二重特異性抗体を用いた併用療法として米食品医薬品局(FDA)が承認したと発表した。(関連記事「エプコリタマブ、欧州委員会が再発/難治性濾胞性リンパ腫の適応で承認」) 承認の基となった第Ⅲ相EPCORE FL-1試験において、標準治療であるR2療法群と比べエプコリタマブ+R2併用療法群で無増悪生存および全奏効率が有意に改善。エプコリタマブ+R2併用療法群ではおよそ4人に3人が完全奏効を達成していた。 FDAは、再発・難治性のFLに対する治療としてエプコリタマブ+R2併用療法を画期的治療薬指定(BTD)に指定していた。