学会印象記

外科医の「心・技・体」を次世代へ―第87回日本臨床外科学会に参加して

東邦大学名誉教授/JCHO船橋中央病院健康管理センター 島田英昭

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 2025年11月20日〜22日の3日間、新宿の京王プラザホテルで第87回日本臨床外科学会が開催されました。会長は日本医科大学消化器外科大学院教授の吉田寛先生(写真)で、学会テーマは「心・技・体」でした。相撲道に造詣の深い吉田先生ならではの骨太なプログラムで構成された、個性ある学会となりました。医学生、若手医師、女性医師の積極的な参加を促す充実した内容が多く見られ、未来の外科医へ明るいメッセージが届いたものと思います。今回は私が参加したセッションの中から、領域横断的な視点で近未来の外科医療に関わる内容を中心にご紹介します(関連記事:〔大会長に聞く〕外科医の原点「心・技・体」を次世代へ)。

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島田 英昭(しまだ ひであき)

東邦大学名誉教授/JCHO船橋中央病院健康管理センター

1984年千葉大学医学部卒業、1991年同大学大学院医学研究科博士課程(外科系)修了。同年に渡米し、マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学外科研究員として従事。帰国後、千葉大学病院助手、同大学大学院医学研究院講師(先端応用外科学)、千葉県がんセンター消化器外科主任医長を経て、2009年東邦大学外科学講座教授(大学院教授併任)、2017年同大学院消化器外科学講座責任者・臨床腫瘍学講座責任者併任、同大学医療センター大森病院がんセンター長併任。2025年東邦大学名誉教授、JCHO船橋中央病院健康管理センター。

島田 英昭
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