バイエル薬品は本日(12月18日)、VEGF阻害薬アフリベルセプトの8mg製剤(商品名アイリーア8mg硝子体内注射液114.3mg/mL)について、欧州医薬品庁のヒト用医薬品委員会が網膜中心静脈閉塞症、網膜静脈分枝閉塞症、半側網膜静脈閉塞症を含む、網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫の治療薬として欧州連合における製造販売承認を推奨したと発表した。(関連記事「アフリベルセプト、欧州で網膜静脈閉塞症の適応拡大申請」) 同薬は、中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性、糖尿病黄斑浮腫を適応に承認されている。今回承認されれば、3つ目の網膜疾患の適応となる。 欧州委員会の最終決定は、数週間以内に予定されている。