組織マネジメント道場

指南㉒これで選ばれる!「患者コスト」で考える勝ち筋の設計

基礎から始める組織マネジメント#05 コストリーダーシップ戦略

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 医療機関が経営戦略を考える際、最初に向き合うべき概念は、マイケル・ポーターが提唱したポジショニング戦略です。そこで、前回は医療機関におけるポジショニング戦略の応用として「どこで、誰に、どのような価値を届けるのか」を明確にするための方法を取り上げました(関連記事:「指南㉑差別化は「地理×専門×患者体験」で考えるべし」)。

 ポジショニングとは、端的に言えば「戦う場所の選択」です。立地、診療科、患者層、診療モデル、地域ニーズといった外部環境を踏まえ、自院が「どのポジションに立つべきか」を定めることが戦略の出発点となります。

 一方、ポジショニングを定めるだけでは患者から選ばれる理由として不十分です。なぜなら、ポジショニングは「どこで戦うか」を決める理論であって、「どのように勝つか」は別の議論だからです。

溝口 博重(みぞぐち ひろしげ)

株式会社AMI&I代表取締役、NPO法人医桜代表理事

「日本の10年後の医療・ヘルスケアを変革する」をミッションに、全国の医療機関の人材採用・組織マネジメントを中心とした経営支援を実施。またNPO法人の代表理事として「日本の医療の質の向上」に取り組む。

溝口 博重
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