大塚製薬は本日(1月21日)、アンチセンス核酸医薬donidalorsen(欧州での商品名Dawnzera)について、成人および12歳以上の青年を対象とした遺伝性血管性浮腫(HAE)の再発予防を適応として欧州委員会(EC)から販売承認を取得したと発表した。 今回の承認は、昨年(2025年)11月に医薬品委員会(CHMP)が示した販売承認勧告に基づくもの(関連記事「遺伝性血管性浮腫へのdonidalorsen、EMAが承認勧告」)。欧州連合(EU)加盟27カ国に加え、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェーにも適用される。 同薬はHAE患者においてRNAを標的とする初の核酸医薬で、肝臓におけるプレカリクレイン(PKK)の産生を特異的に抑制し、HAEの発作につながる経路を遮断する。承認の根拠となった第Ⅲ相二重盲検ランダム化比較試験OASIS-HAEでは、主要評価項目とした4週間当たりのHAE平均発作回数がプラセボ群の2.26回に対し、donidalorsen群で0.44回と有意に81%低減した。