2026年1月現在、日本の予防接種法では22種類のワクチンが指定されている。その中でも高齢者に必要なワクチンとして、筆者は数年前から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン、インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチン、RSウイルスワクチン、帯状疱疹ワクチンの5つを推奨してきた1)。わが意を得たりというように、現在、日本老年医学会もこの5つのワクチンを推奨している2)。本稿では、高齢者に必要な5つのワクチンについて、その意義と最新トピックスについて概観したい。