⼤原薬品⼯業は1月30⽇、dordaviprone塩酸塩(開発コードOP-10)について、H3 K27M変異を有するびまん性正中膠腫を効能・効果として製造販売承認申請を⾏ったと発表した。 今回の申請は、びまん性正中膠腫患者などを対象とした複数の国内外の臨床試験の結果に基づく。 同薬は、ミトコンドリアプロテアーゼの Caseinolytic protease P(ClpP)の活性化およびドパミンD2受容体に対するアンタゴニスト作用により、腫瘍細胞における代謝障害、ミトコンドリアの損傷、統合的ストレス応答経路の活性化を介して腫瘍細胞をアポトーシスに導く。 米国では、昨年(2025年)8月に導入元のJazz Pharmaceuticals社が、前治療後に進行が認められたH3 K27M変異を有する成人および1歳以上のびまん性正中膠腫を効能・効果として迅速承認を取得している。