インタビュー

卵巣がんの一次治療、歴史的転換迎える

カルボプラチン腹腔内投与が薬事承認

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 進行上皮性卵巣がんの初回治療において、長年議論されてきた腹腔内化学療法(IP療法)が大きな転換点を迎えた。カルボプラチンの3週間隔腹腔内投与を併用するIP療法〔パクリタキセル(PTX)の毎週静脈内投与併用〕の有用性を検証した国際共同第Ⅱ/Ⅲ相iPocc試験(GOTIC-001/ JGOG3019)において、カルボプラチン3週間隔静脈内投与と比べ無増悪生存(PFS)の有意な延長が示された。この結果に基づき、昨年(2025年)12月、カルボプラチンIP療法が卵巣がんの⼀次化学療法として薬事承認を取得した。研究責任者を務めた埼⽟医科⼤学名誉教授/国際医療福祉⼤学産婦⼈科特任教授の藤原恵一氏に、同試験の結果と臨床的意義について聞いた。

(末尾に、iPocc試験の背景と概要)

藤原 恵一(ふじわら けいいち)

埼玉医科大学 名誉教授、国際医療福祉大学 特任教授

1979年 岡山大学医学部卒業 岡山大学医学部産婦人科入局

1988年〜1990年 米国ノースカロライナ州 Wake Forest大学 婦人科腫瘍科、実験放射線医学科 リサーチフェロー

1990年 川崎医科大学 産婦人科 講師

1993年 川崎医科大学 産婦人科 助教授

2007年 埼玉医大国際医療センター 婦人科腫瘍科教授

2022年 埼玉医科大学 名誉教授、国際医療福祉大学 特任教授

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