ノバルティス ファーマは本日(2月19日)、抗インターロイキン(IL)-1抗体カナキヌマブ(商品名イラリス皮下注射液150mg)について、世界で初めてシュニッツラー症候群に対する効能追加の承認を取得したと発表した。(関連記事「難病の自己炎症性疾患にカナキヌマブが有効」) シュニッツラー症候群は50歳前後で発症し、蕁麻疹様皮疹と単クローン性ガンマグロブリン(IgM/IgG)血症を特徴とする後天性の自己炎症性疾患。病因は解明されておらず、初期に特徴的な蕁麻疹様皮疹が出現し、発熱、関節痛および骨痛などを繰り返してQOLを著しく損なう。 今回の承認は、京都大学を中心とした多施設共同国内第Ⅱ相医師主導治験IACT21071に基づくもの。ステロイドまたはコルヒチン治療で効果不十分なシュニッツラー症候群患者に対するカナキヌマブ投与により、7日後に60%(3/5例)で臨床的寛解が得られ、96週後まで臨床的寛解/臨床的部分寛解を維持した割合は80%(4/5例)だった。安全性は同薬の既存のプロファイルおおむね一致していた。