薬剤師のための褥瘡薬物療法/本症例に介入した薬剤師から(褥瘡は"治る疾患"と考えよう)
この症例と一緒に一から勉強しました!
雜賀匡史さん 談
メディスンショップ蘇我薬局(千葉市中央区)
今回紹介した症例が、褥瘡治療に介入した初めての患者さんでした。それまでは褥瘡治療薬の処方箋がきても、「これ褥瘡に塗ってください」と言って薬を渡すだけで終わっていましたが、この方はあまりに酷いと看護師から聞いたので、これを機にしっかり関わろうと決心しました。介入当初が黒色期の褥瘡だったので、この症例と共にすべての段階を学ぶことができました。医師、看護師に同行したり、携帯で撮影した写真を添えてメールでやりとりしたり、他にも経過観察用のノートをつくり、褥瘡の病態評価をDESIGN-R®でつけ、ヘルパーや看護師には生活の様子(何時にどれくらい食事がとれたか、時間ごとの体位はどうか、など)を記入してもらいました。また、施設に来るヘルパーさんたちが各々違った体位変換をするので、理想の体位に統一するために、患者さんの理想の体位を写真に撮り、説明を加えて部屋に貼りました。
最近では、医師や看護師がいなくても私が行くとヘルパーさんが褥瘡の部分を見せてくれるようになりました。
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