米国臨床腫瘍学会(ASCO 2023)消化器注目3演題
国立がん研究センター中央病院 頭頸部・食道内科/消化管内科 山本 駿
近年、消化器がん領域では薬物療法の開発が日進月歩の勢いで進んでおり、免疫チェックポイント阻害薬のみならず抗体薬物複合体や新規の分子標的薬が新たなkey drugとして各がん種での立ち位置を確立しています。昨年(2022年)の寄稿でも書かせていただきましたが、米国臨床腫瘍学会(ASCO)は腫瘍内科医にとって世界最高峰の学会であり、"practice change"に直結するようなデータが数多く報告されることから、最も注目される学会の1つです。昨年のASCO 2022ではPARADIGM試験やDANTE試験、HERB試験といった演題を取り上げましたが、今年のASCO 2023でも重要な結果が日本の研究者より報告されています。今回は胃がん、膵がん、胆道がんに関する演題について解説します(関連記事:「学会印象記:米国臨床腫瘍学会(ASCO 2022)消化器注目3演題」)。
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