2月28日〜3月1日に京都市で第96回日本胃癌学会が開催された。最新の術式や薬物療法、人工知能(AI)による画像診断、チーム医療など内科医、外科医の双方に有用な演題が並び、会場には多くの参加者が詰めかけた。会長を務めた京都府立医科大学大学院消化器外科学教授の大辻英吾氏と、同氏と日本外科学会の同期で現地参加した東邦大学大学院消化器外科学教授の島田英昭氏に学会を振り返ってもらった(取材日:2024年3月1日)。