パーキンソン病の遺伝子治療用製品、米国で再生医療先進指定取得

バイエル薬品

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 バイエル薬品は2月26日までに、パーキンソン病(PD)の治療を目的として開発中の遺伝子治療用製品(開発コードAB-1005)について、米食品医薬品局(FDA)から再生医療先進治療(RMAT)の指定を受けたと発表した。

 今回の指定取得は、第Ib相非盲検非対照試験の臨床的エビデンスおよび、ドイツ・バイエル社の完全子会社であるAsklepios BioPharmaceutical社が提供した情報とデータに基づくもの。

 RMATは、重篤または生命を脅かす疾患や病状の治療、修飾、回復、治癒を目的として開発中されている、遺伝子治療を含む再生医療に対してFDAが付与する指定。FDAは、AB-1005がPD患者の疾患の進行を遅らせ、運動機能を改善することを目的とした遺伝子治療用製品であり、RMAT指定の基準を満たしていると判断した。

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