頸椎前⽅固定⽤の脊椎インプラントが発売

日本臓器製薬

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 日本臓器製薬は昨日(6月18日)、韓国・CGBio社から頸椎前⽅固定⽤の脊椎インプラント「NOVOMAX FUSION 脊椎ケージ」の⽇本における独占販売権を取得グループ会社のZSpineが同日付で国内での販売を開始したと発表した。

 頸椎前⽅固定術は、頸椎椎間板ヘルニアなどに対して脊髄および神経根の除圧を⽬的に⾏われる。頸椎前⽅から椎間板や⾻を削って神経への圧迫を取り除き、疼痛や痺れの改善を図る。椎間板を摘出してできた空間には、ケージと呼ばれる⼈⼯物などを挿⼊し、プレートで固定する。

 同製品は、CGBio社が独⾃に開発した結晶化ガラスセラミック素材BGS-7を採⽤。カルシウム、ケイ素、リン、ホウ素を主成分としている。BGS-7は⽣体親和性に優れ、埋植直後に表⾯に⾻のようなアパタイト層を形成することで、⾻とケージとの最適な接触が期待される。⽣体⼒学的試験において⼗分な圧縮強度が示されているという。

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