ヤンセンファーマは本日(6月24日)、G蛋白質共役型受容体ファミリーCグループ5メンバーD(GPRC5D)/CD3二重特異性抗体トアルクエタマブ(商品名タービー)について、再発/難治性多発性骨髄腫(MM)を効能・効果として製造販売承認を取得したと発表した。(関連記事「Talquetamab、再発/難治性の多発性骨髄腫で申請」) 今回の承認は、国際共同第Ⅰ/Ⅱ相試験MonumenTAL-1および国内第Ⅰ相試験MMY1003の良好な結果に基づくもの。 同薬は、T細胞表面に発現するCD3受容体と、MMにおける新規の標的でMM細胞表面に高発現するGPRC5Dに結合する二重特異性抗体。初回の導入期後は、週1回または隔週1回の皮下投与を行う。