第一三共は本日(8月28日)、開発中の抗HER3抗体薬物複合体(ADC)patritumab deruxtecan(HER3DXd/U3-1402)について、ホルモン受容体(HR)陽性HER2陰性の手術不能または転移性乳がん患者を対象とした国際第Ⅲ相試験HERTHENA-Breast04を開始したと発表した。(関連記事「新規ADC、EGFR陽性NSCLCに対する米国での申請取り下げ」) 同試験の主要評価項目は、無増悪生存(PFS)および全生存(OS)で、副次評価項目には客観的奏効率(ORR)、奏効期間および安全性が含まれる。日本を含むアジア、欧州、北米、南米において約1,000例を登録する予定としている。