アルジェニクスジャパンは本日(9月19日)、抗胎児性Fc受容体(FcRn)抗体フラグメント・ヒアルロン酸分解酵素配合剤エフガルチギモド アルファ・ボルヒアルロニターゼ アルファ配合の皮下注プレフィルドシリンジ製剤(商品名ヒフデュラ配合皮下注シリンジ)について、ステロイドまたはステロイド以外の免疫抑制薬で効果不十分の全身型重症筋無力症(gMG)および慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)を効能効果として製造販売承認を取得したと発表した。 同薬の皮下注バイアル製剤は昨年(2024年)1月にgMGを効能効果として承認を取得、12月にCIDPに対する製造販売承認事項一部変更承認を取得していた(関連記事:「ヒフデュラが慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の一変承認取得」)。今回、あらかじめ薬液が充塡されているプレフィルドシリンジ製剤が承認されたことで、患者の利便性向上および医療従事者と介護者の負担軽減が期待される。