バイオジェンは9月26日までに、脊髄性筋萎縮症(SMA)治療薬ヌシネルセン(商品名スピンラザ)について、米食品医薬品局(FDA)から高用量投与レジメンに関する承認申請(sNDA)の審査完了通知を受領したと発表した。今回の通知では、sNDAの化学・製造・品質管理(CMC)モジュールに含まれる技術情報のアップデートが求められた。 通知では、高用量レジメンの臨床データに関する情報の不足は指摘されておらず、同社は既に保持している情報を基に、追加情報の提出を速やかに進め、再申請を行う予定としている。 ヌシネルセンの高用量レジメンは国内では承認されており(関連記事「ヌシネルセン、脊髄性筋萎縮症治療薬として高用量レジメンが承認」)、現在、欧州医薬品庁(EMA)およびその他の各国の規制当局による審査が進行中。