塩野義製薬と鳥居薬品は10月10日、芳香族炭化水素受容体(AhR)調整薬タピナロフクリーム0.5%(商品名ブイタマークリーム0.5%)について、製造元の日本たばこ産業(JT)が2歳以上12歳未満の小児アトピー性皮膚炎(AD)への適応拡大承認を申請したと発表した。(関連記事「AD/尋常性乾癬治療薬タピナロフ薬価収載」) 今回の申請は、2歳以上12歳未満のAD患者を対象に同薬の基剤に対する優越性および長期投与時の安全性が確認された第Ⅲ相試験の良好な結果に基づくもの。 なおタピナロフクリーム1%は、成人および12歳以上の小児AD、成人の尋常性乾癬の適応症でJTが国内製造販売承認を取得し、鳥居薬品が販売している。