MSDは昨日(10月30日)、抗PD-1抗体ペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)について、再発卵巣がんに対する製造販売承認事項一部変更承認申請を行ったと発表した。(関連記事「ペムブロリズマブ、進行上皮性卵巣がん対象の第Ⅲ相試験で主要評価項目を達成」) 卵巣がんに対し、現在は主にプラチナ製剤を中心とした化学療法が実施されているものの、プラチナ製剤抵抗性の再発卵巣がんに対する治療選択肢は限られている。 今回の申請は、プラチナ製剤抵抗性の再発卵巣がんにおいて、ペムブロリズマブと化学療法の併用を評価した第Ⅲ相二重盲検ランダム化比較試験KEYNOTE-B96 / ENGOT-ov65試験のデータに基づくもの。