MSDは11月7日、21価肺炎球菌結合型ワクチン(商品名キャップバックス筋注シリンジ)について、日本国内における肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる小児に対する適応の製造販売承認事項一部変更承認申請を行ったと発表した。(関連記事:「PCV21、肺炎球菌感染症の罹患リスクの高い小児および思春期層において良好な免疫応答」) 同ワクチンは、今年(2025年)8月8日に「高齢者または肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる成人における肺炎球菌による感染症の予防」を効能効果として承認を取得、10月29日に発売された(関連記事:「21価肺炎球菌結合型ワクチンが発売」)。今回の小児に対する一変申請は、肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる2歳以上18歳未満の者を対象とした国際共同第Ⅲ相試験STRIDE-13のデータに基づくもの。