ヤンセンファーマは本日(11月12日)、全身型重症筋無力症(gMG)治療薬の胎児性Fc受容体(FcRn)阻害薬ニポカリマブ(商品名アイマービー点滴静注1,200mg)について、販売を開始したと発表した。(関連記事「ニポカリマブ、全身型重症筋無力症で承認取得」) 同薬は今年(2025年)9月19日に、ステロイドまたはステロイド以外の免疫抑制薬が十分に奏効しないgMGを適応として承認を取得した。今回の発売により、成人および12歳以上の小児のgMGに新たな治療選択肢が加わったことで、持続的な症状コントロールが期待できるという。