サノフィは昨日(12月25日)、デュピルマブ(商品名デュピクセント)について、既存治療で効果不十分な2~11歳の小児の特発性の慢性蕁麻疹に対する治療薬として、製造販売承認事項一部変更申請を行ったと発表した。 同薬は、2型炎症において中心的な役割を果たす蛋白質のインターロイキン(IL)-4およびIL-13の作用を阻害する、完全ヒト型モノクローナル抗体製剤。昨年(2024年)2月、成人および12歳以上の小児に対し既存治療で効果不十分な特発性の慢性蕁麻疹で承認された。(関連記事「小児のアトピー治療、デュピクセント皮下注200mgペンが発売」)