〔編集部から〕本連載は、主要医学ジャーナルに目を通すことを毎朝の日課としている医学レポーターが、SNS上での反響も踏まえ、毎週特に目を引いた論文5本をピックアップ。うち1本にフォーカスします。1月5~11日の1週間に公開された論文からフォーカスしたのは「コーヒーの心血管保護効果」に関する論文。その他のピックアップ論文は、末尾をご覧ください。 心血管系に好影響するコーヒーの「適量」とは? コーヒー摂取が心血管(CV)系に及ぼす影響については、肯定的に評価する研究が多い。ただし多くは「適量であれば」との条件付きである。 ではどれくらいが「適量」なのか。 コーヒー愛飲者が多い米国からは「適量は存在するが、それを超えても害はなし」とする報告が見られる(後述)。しかし、英国における観察データを中国人研究者が解析すると(ともに茶愛飲国)、別の相関が見えくるようだ。 中国・Shenzhen UniversityのMiaomiao Yang氏らが1月5日、Nutr Metab Cardiovasc Disで報告した。特に脳卒中との関係は、注目に値する。