尿路感染症研究の新展開
慶應義塾大学医学部感染症学/臨床感染症センター 専任講師 吉藤 歩氏
尿路環境研究を始めるきっかけ
糖尿病や慢性腎臓病(CKD)の患者では、尿路感染症(UTI)の罹患・重症化が多いだけでなく、耐性菌によるUTIの割合が高いことが知られている。免疫機能の低下、神経因性膀胱などの解剖学的・機能的変化、そして抗菌薬曝露が重なり、UTIは再発・入院・敗血症の主要因となる。私は慢性腎臓内分泌代謝内科をバックグラウンドとした感染症内科医として、糖尿病やCKD患者のUTIがなぜ重症化し、治療抵抗性となり、耐性菌が増えやすいのかという臨床的疑問を強く抱いてきた。この疑問こそが、尿路環境研究を始める契機になった。
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吉藤 歩(よしふじ あゆみ)
慶應義塾大学医学部感染症学/臨床感染症センター 専任講師










