名古屋大学を中心とする研究グループは、急性心不全で入院した患者を対象に、血液検査データから算出するフレイル指標Frailty Index based on laboratory tests(FI-lab)と、日常生活動作(ADL)などから身体的フレイルを評価するClinical Frailty Scale(CFS)を用いて、退院後1年間の予後との関連を検討した。その結果、FI-labは急性心不全患者の予後を予測する簡便で客観的なフレイル指標であり、CFSとの併用でリスク層別化の精度がさらに向上することが示された(J Am Heart Assoc 2025; 14: e042719)。論文の責任著者で名古屋大学病院循環器内科の平岩宏章氏に、本研究の臨床的意義について解説してもらった。