新薬エクスプレス

Apecotrep、腎疾患における第Ⅱ相試験で蛋白尿の減少を達成

ベーリンガーインゲルハイム

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 ベーリンガーインゲルハイムは昨日(2月17日)までに、一次性巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)に対する新規の標的非免疫抑制療法apecotrep(開発コードBI 764198)について、第Ⅱ相臨床試験で蛋白尿の減少を達成したと発表した。同薬は経口選択的一過性受容器電位カチオンチャネルサブファミリー(TRPC)6阻害薬で、ファーストインクラス候補として開発中。(関連記事「新規経口薬『BI 764198』が巣状分節性糸球体硬化症とデュシェンヌ型筋ジスで『希少疾病用医薬品』に指定」)

 一次性FSGSは、腎臓のろ過システムを担う細胞のポドサイト(足細胞)が損傷、喪失することによって経時的に蛋白尿や腎機能障害を発症する希少な腎臓疾患である。

 同試験ではプラセボ群と比べ、apecotrep 20mg投与群で12週時における腎臓損傷に関連する主要指標である蛋白尿が40%減少した。結果の詳細は米国腎臓学会議(ASN 2025)で発表され、Lancet2026; 407: 587-598)に掲載された。

 現在、第Ⅲ相試験(NCT07220083)での一次性FSGSの成人患者と青年期患者を募集している。

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