週刊論文ウォッチ

徹底ウォッチ「超加工食品は心血管リスク」

最新論文に加え新基準も

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

〔編集部から〕本連載は、主要医学ジャーナルに目を通すことを毎朝の日課としている医学レポーターが、SNS上での反響も踏まえ、毎週特に目を引いた論文5本をピックアップ。うち1本にフォーカスします。今回は3月16~22日に公開された論文からフォーカスしたのは「超加工食品」に関する論文。その他のピックアップ論文は、末尾をご覧ください。

これまでの研究はほとんど白人のもの

「超加工食品は心血管疾患(CVD)リスク」。これは既に常識かもしれない。

 しかし論文化されている研究の対象は、ほとんどが欧米の白人だった。つまり他の人種でも超加工食品が心血管(CV)リスクかどうかは、必ずしも検証されていない。

 そこでこの点を多人種コホートで検討した結果が、3月17日、JACC Advに掲載された。米・University of CaliforniaのAmier Haidar氏らが、米国大規模コホートデータを解析した結果である。

 ちなみに「超加工食品」にはさまざまな定義が存在する。しかしいずれも、実際の食品を評価するには少し複雑すぎた。この点についても近年、新たな展開があった。それも含め紹介したい。

宇津 貴史(うつ たかし)

医学系編集会社、広告代理店(編集職)とメディカルトリビューン(記者)を経て、2001年からフリーランス。新聞系メディアなどに記名、匿名で執筆を続ける。平日は原則として毎朝、最新論文をチェック(https://x.com/Office_j)。特定非営利活動法人・臨床研究適正評価教育機構(J-CLEAR)会員。会員向けニュースレター記事執筆、セミナーにおける発表などを担当。日本医学ジャーナリスト協会会員。共著に『あなたの知らない研究グレーの世界』(中外医学社)。

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