ヤンセンファーマは本日(3月27日)、EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がん(NSCLC)を対象に上皮成長因子受容体(EGFR)/間葉上皮転換因子(MET)二重特異性抗体アミバンタマブ(商品名ライブリバント)+EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)ラゼルチニブ(ラズクルーズ)併用療法の有効性と安全性を検証する第Ⅲ相MARIPOSA試験のアジア人サブ解析において、治療中止までの期間(TTD)および二次治療後の無増悪生存(PFS2)の改善が示されたと発表した。結果の詳細は、第23回日本臨床腫瘍学会で報告された。 同試験では、EGFR遺伝子エクソン19欠失/L858R置換変異を有する局所進行・転移性NSCLC患者を対象に、同併用療法と第三世代EGFR阻害薬オシメルチニブ単剤療法の有効性、安全性を検証。昨年(2025年)開催の欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2025)では、アジア人集団において全生存(OS)の延長が報告されている(関連記事「アミバンタマブ併用療法、アジア人でOSが有意に延長」)。 今回は追跡期間38.7カ月時点の解析結果が発表。TTD中央値は、オシメルチニブ群の23.2カ月に対し、併用療法群では27.9カ月、PFS2はそれぞれ34.2カ月、未到達と、併用療法群で良好だった。新たな安全性シグナルは認められなかった。