新薬エクスプレス

グセルクマブ、肛門周囲瘻孔を有するクローン病で複合寛解達成

ヤンセンファーマ

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする

 ヤンセンファーマは本日(5月20日)までに、抗ヒトインターロイキン(IL)-23p19抗体グセルクマブ(商品名トレムフィア)について、肛門周囲瘻孔を有するクローン病(CD)の成人患者を対象とした第Ⅲ相非盲検プラセボ対照ランダム化比較試験(RCT)FUZIONにおいて主要評価項目を達成したと発表した。(関連記事「グセルクマブ、クローン病で2年間の持続的寛解示す」)

 同試験では、肛門周囲瘻孔を有するCDの成人患者を導入療法後にグセルクマブ100mgを8週間隔で皮下投与する群、同薬200mgを4週間隔で皮下投与する群、またはプラセボ群に2:2:1でランダムに割り付けた。主要評価項目とした24週時における複合寛解(排液を伴う瘻孔の外部開口部の完全閉鎖およびMRIで液体貯留が認められないことと定義)の達成率は、プラセボ群の10.3%に対しグセルクマブ100mg群で28.3%(P=0.007)、200mg群で27.0%(P=0.013)と、いずれも有意に高かった

 同社は、FUZION試験はこの20年で炎症性腸疾患(IBD)領域において承認された治療薬を用いて、活動性の肛門周囲瘻孔を有する成人CD患者への有効性を示した初のRCTとしている。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする