薬剤詳細データ

一般名

【般】ジアゼパム散1%

製品名

ホリゾン散1%

薬効名

催眠鎮静剤,抗不安剤

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薬剤名

ホリゾン散1%

yj-code

1124017B1145

添付文書No

1124017B1145_2_07

改定年月

2023-08

第1版

一般名

ジアゼパム錠、ジアゼパム散

薬効分類名

マイナートランキライザー


用法・用量

通常、成人には1回ジアゼパムとして2~5mgを1日2~4回経口投与する。ただし、外来患者は原則として1日量ジアゼパムとして15mg以内とする。 また、小児に用いる場合には、3歳以下は1日量ジアゼパムとして1~5mgを、4~12歳は1日量ジアゼパムとして2~10mgを、それぞれ1~3回に分割経口投与する。 筋痙攣患者に用いる場合は、通常成人には1回ジアゼパムとして2~10mgを1日3~4回経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 麻酔前投薬の場合は、通常成人には1回ジアゼパムとして5~10mgを就寝前または手術前に経口投与する。なお、年齢、症状、疾患により適宜増減する。

効能・効果

神経症における不安・緊張・抑うつ うつ病における不安・緊張 心身症(消化器疾患、循環器疾患、自律神経失調症、更年期障害、腰痛症、頸肩腕症候群)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつ 下記疾患における筋緊張の軽減脳脊髄疾患に伴う筋痙攣・疼痛 麻酔前投薬

相互作用:併用禁忌

HIVプロテアーゼ阻害剤


リトナビル(ノービア)


過度の鎮静や呼吸抑制を起こすおそれがある。


チトクロームP450に対する競合的阻害作用による。


ニルマトレルビル・リトナビル(パキロビッド)


過度の鎮静や呼吸抑制を起こすおそれがある。


チトクロームP450に対する競合的阻害作用による。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤


フェノチアジン誘導体バルビツール酸誘導体等


モノアミン酸化酵素阻害剤


オピオイド鎮痛剤アルコール(飲酒)


眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。


相互に中枢神経抑制作用が増強することが考えられている。


シメチジン


オメプラゾール


エソメプラゾールランソプラゾール


眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。


本剤のクリアランスがシメチジンとの併用により27~51%、オメプラゾールとの併用により27~55%減少することが報告されている。


本剤の代謝、排泄を遷延させるおそれがある。


シプロフロキサシン


眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。


本剤のクリアランスがシプロフロキサシンとの併用により低下することが報告されている。


フルボキサミンマレイン酸塩


眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。


本剤の代謝が阻害されることにより本剤のクリアランスが低下することが報告されている。


強いCYP3Aを阻害する薬剤


コビシスタットを含有する製剤ボリコナゾール等


本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。


これら薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害されるため。


CYP3A4で代謝される薬剤


アゼルニジピンホスアンプレナビル等


本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。


本剤とこれらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。


エトラビリン


本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。


エトラビリンのCYP2C9、CYP2C19阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。


マプロチリン塩酸塩


(1)眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。


(2)併用中の本剤を急速に減量又は中止すると痙攣発作が起こる可能性がある。


(1)相互に中枢神経抑制作用が増強することが考えられている。


(2)本剤の抗痙攣作用により抑制されたマプロチリン塩酸塩の痙攣作用が本剤の減量・中止によりあらわれることがある。


ミルタザピン


鎮静作用が増強されるおそれがある。また、ミルタザピンとの併用により精神運動機能及び学習獲得能力が減退するとの報告がある。


相加的な鎮静作用を示すことが考えられる。


バルプロ酸ナトリウム


本剤の作用が増強することがある。


本剤の非結合型の血中濃度を上昇させる。


ダントロレンナトリウム水和物


ボツリヌス毒素製剤


筋弛緩作用を増強する可能性がある。


相互に筋弛緩作用が増強することが考えられている。


リファンピシン


本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。


リファンピシンのCYP3A4誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。


アパルタミド


本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。


アパルタミドのCYP2C19誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。


シナカルセトエボカルセト


これら薬剤の血中濃度に影響を与えるおそれがある。


血漿蛋白結合率が高いことによる。


無水カフェイン


本剤の血中濃度が減少することがある。


不明


副作用:重大な副作用

1: 依存性(頻度不明)

- 連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。2: 刺激興奮、錯乱(いずれも頻度不明)

3: 呼吸抑制(頻度不明)

-慢性気管支炎等の呼吸器疾患に用いた場合、呼吸抑制があらわれることがある。

副作用:その他副作用


精神神経系 -眠気、ふらつき、眩暈、歩行失調、頭痛、失禁、言語障害、振戦、霧視、複視、多幸症
肝臓 -黄疸
血液 -顆粒球減少、白血球減少
循環器 -頻脈、血圧低下
消化器 -悪心、嘔吐、食欲不振、便秘、口渇
過敏症 -発疹
その他 -倦怠感、脱力感、浮腫

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 240,144 5,207 18,585 18,191 24,757 37,973 53,278 44,937 27,105 11,684 2,222 0
女性 317,410 5,864 14,017 13,412 21,929 41,360 59,246 59,000 65,068 36,369 5,971 0
合計 566,666 11,071 32,602 31,603 46,686 79,333 112,524 103,937 92,173 48,053 8,193 0
男性 240,144 5,207 18,585 18,191 24,757 37,973 53,278 44,937 27,105 11,684 2,222 0
女性 317,410 5,864 14,017 13,412 21,929 41,360 59,246 59,000 65,068 36,369 5,971 0
合計 566,666 11,071 32,602 31,603 46,686 79,333 112,524 103,937 92,173 48,053 8,193 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道141,209
東北125,116
関東177,733
中部43,724
近畿25,693
中国・四国26,347
九州23,975
合計566,666
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道141,209
北東北22,653
南東北88,259
北関東55,971
南関東121,762
甲信越16,872
北陸2,902
東海27,171
関西22,472
中国17,293
四国9,054
北九州16,560
南九州4,688
沖縄5,454
合計566,666
都道府県別
都道府県名 合計
北海道141,209
青森県10,177
岩手県14,204
宮城県25,643
秋田県12,476
山形県35,250
福島県27,366
茨城県19,677
栃木県30,622
群馬県5,672
埼玉県27,586
千葉県9,165
東京都40,690
神奈川県44,321
新潟県5,298
富山県0
石川県0
福井県2,902
山梨県3,686
長野県7,888
岐阜県1,580
静岡県12,352
愛知県10,018
三重県3,221
滋賀県1,266
京都府1,427
大阪府12,545
兵庫県7,234
奈良県0
和歌山県0
鳥取県3,723
島根県2,384
岡山県5,225
広島県3,845
山口県2,116
徳島県3,724
香川県0
愛媛県5,330
高知県0
福岡県8,317
佐賀県1,851
長崎県0
熊本県4,836
大分県1,556
宮崎県0
鹿児島県4,688
沖縄県2,727
合計566,666
更新予告まとめ