薬剤詳細データ

一般名

デクスメデトミジン塩酸塩静注液

製品名

デクスメデトミジン静注液200μg「サンド」

薬効名

α2作動性鎮静剤

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薬剤名

デクスメデトミジン静注液200μg「サンド」

yj-code

1129400A1062

添付文書No

1129400A1062_1_05

改定年月

2024-01

第1版

一般名

デクスメデトミジン塩酸塩静注液

薬効分類名

α2作動性鎮静剤


用法・用量

〈集中治療における人工呼吸中及び離脱後の鎮静〉 通常、成人には、デクスメデトミジンを6μg/kg/時の投与速度で10分間静脈内へ持続注入し(初期負荷投与)、続いて患者の状態に合わせて、至適鎮静レベルが得られる様、維持量として0.2~0.7μg/kg/時の範囲で持続注入する(維持投与)。また、維持投与から開始することもできる。なお、患者の状態に合わせて、投与速度を適宜減速すること。 〈局所麻酔下における非挿管での手術及び処置時の鎮静〉 通常、成人には、デクスメデトミジンを6μg/kg/時の投与速度で10分間静脈内へ持続注入し(初期負荷投与)、続いて患者の状態に合わせて、至適鎮静レベルが得られる様、維持量として0.2~0.7μg/kg/時の範囲で持続注入する(維持投与)。なお、患者の状態に合わせて、投与速度を適宜減速すること。

効能・効果

集中治療における人工呼吸中及び離脱後の鎮静 局所麻酔下における非挿管での手術及び処置時の鎮静

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

ベンゾジアゼピン系薬剤


ミダゾラム、ジアゼパム等


全身麻酔剤


プロポフォール、セボフルラン等


局所麻酔剤


リドカイン塩酸塩等


中枢神経系抑制剤


モルヒネ塩酸塩水和物、フェンタニルクエン酸塩、バルビツール酸誘導体等


血圧低下、心拍数低下、呼吸数低下等の症状があらわれるおそれがあるので、併用する場合には本剤の投与速度を減速する、本剤あるいは他の鎮静薬、鎮痛薬の投与量を減量する等、慎重に投与すること。


相互に作用(鎮静・麻酔・鎮痛作用、循環動態への作用)を増強するため


副作用:重大な副作用

1: 低血圧(5%以上)

-低血圧が認められた場合には、本剤の減速又は中止、輸液の増量、下肢の挙上、昇圧剤の使用等適切な処置を行うこと。特に迷走神経の緊張が亢進している患者であらわれやすい。2: 高血圧(5%以上)

-高血圧が認められた場合には、本剤の減速又は中止、降圧剤の使用等適切な処置を行うこと。3: 徐脈(5%以上)

-徐脈が認められた場合には、本剤の減速又は中止、迷走神経の緊張を軽減する目的で抗コリン剤(アトロピン等)の静脈内投与、ペースメーカーの使用等、適切な処置を行うこと。特に迷走神経の緊張が亢進している患者であらわれやすい。,4: 心室細動(0.1~1%未満)

-心室細動が認められた場合には、抗不整脈薬の投与、除細動、心肺蘇生等適切な処置を行うこと。5: 心停止(0.1~1%未満)、洞停止(頻度不明)

-心停止、洞停止が認められた場合には、本剤の中止、ペースメーカーの使用、除細動、心肺蘇生、強心剤の投与等適切な処置を行うこと。,6: 低酸素症(1~5%未満)、無呼吸(0.1~1%未満)、呼吸困難(0.1~1%未満)、呼吸抑制(5%以上)、舌根沈下(0.1~1%未満)

-低酸素症、一過性の無呼吸、呼吸困難、呼吸抑制、舌根沈下が認められた場合には、本剤の減速又は中止、気道確保、酸素投与、患者の刺激等適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


精神神経系 -激越-不安、錯乱、幻覚、めまい、頭痛、不全麻痺、せん妄、傾眠、落ち着きのなさ-うつ病、錯覚、神経過敏、意識低下、神経痛、神経炎、ニューロパシー、知覚脱失、ジストニア、言語障害、昏迷、痙攣
消化器 -嘔吐、嘔気、口内乾燥-腹痛、下痢-おくび
循環器 -心房細動、頻脈-末梢性虚血、血管障害、血圧変動、心不全、心電図異常、特異的心電図異常、高血圧悪化、心筋梗塞、不整脈、心室性不整脈、期外収縮、上室性頻脈、心室性頻脈-脳出血、血管拡張、脳血管障害、血管痙攣、循環不全、チアノーゼ、心疾患、狭心症、心筋虚血、心房性不整脈、AVブロック、脚ブロック、心ブロック、T波逆転、上室性不整脈、心電図QT延長
呼吸器 -無気肺、気管支痙攣、高炭酸ガス血症、低換気症、胸水、気胸、肺水腫、呼吸不全-徐呼吸、咳、喀血、肺炎、肺うっ血、呼吸障害
感覚器 -視覚異常-複視、光視症、耳不快感
血液 -出血、血小板減少症、貧血、白血球増加症-凝固障害、播種性血管内凝固症候群、好酸球増多症
肝臓 -AG比異常、血清AST上昇、血清ALT上昇-γ-GTP上昇、黄疸、肝機能異常
皮膚 -多汗-紅斑性皮疹
泌尿器 -乏尿-腎機能異常、尿閉、急性腎障害-多尿
代謝栄養 -口渇-アシドーシス、呼吸性アシドーシス、高血糖、高カリウム血症、血液量過多、低蛋白血症、NPN上昇-アルカリフォスファターゼ上昇、低カリウム血症-高ナトリウム血症
その他 -発熱、血液量減少、疼痛-背部痛、異常高熱、浮腫、悪寒、失神-胸痛、筋肉痛、感染、敗血症、異常感-薬剤離脱症候群

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
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栃木県0
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埼玉県0
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東京都0
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広島県0
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沖縄県0
合計0
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