薬剤詳細データ 一般名 フェニトイン 製品名 ヒダントール錠100mg 薬効名 抗てんかん剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 ヒダントール錠100mg yj-code 1132002F2033 添付文書No 1132002F1029_1_22 改定年月 2024-02 版 第2版 一般名 フェニトイン 薬効分類名 抗てんかん剤 用法・用量 フェニトインとして、通常成人1日200~300mg、小児には下記用量を毎食後3回に分割経口投与する。症状、耐薬性に応じて適宜増減する。 学童 100~300mg幼児 50~200mg乳児 20~100mg 効能・効果 てんかんのけいれん発作 強直間代発作(全般けいれん発作、大発作)焦点発作(ジャクソン型発作を含む) 自律神経発作 精神運動発作 相互作用:併用禁忌 タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合)アドシルカマシテンタンオプスミットチカグレロルブリリンタアルテメテル・ルメファントリンリアメット配合錠ダルナビル・コビシスタットプレジコビックス配合錠ドラビリンピフェルトロルラシドンラツーダリルピビリンエジュラントイサブコナゾニウムクレセンバエンシトレルビルゾコーバニルマトレルビル・リトナビルパキロビッドこれらの薬剤の代謝が促進され、血中濃度が低下することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導による。ミフェプリストン・ミソプロストールメフィーゴミフェプリストンの血中濃度が低下し、効果が減弱するおそれがある。本剤を中止してミフェプリストンを用いる場合は、本剤の影響がなくなるまで投与しないこと。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導による。リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビンオデフシィ配合錠リルピビリン及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)及びP糖蛋白誘導による。ビクテグラビル・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドビクタルビ配合錠ビクテグラビル及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)及びP糖蛋白誘導による。ダルナビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドシムツーザ配合錠ダルナビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)及びP糖蛋白誘導による。エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドゲンボイヤ配合錠エルビテグラビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)及びP糖蛋白誘導による。ソホスブビル・ベルパタスビルエプクルーサ配合錠ソホスブビル及びベルパタスビルの血中濃度が低下することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)及びP糖蛋白誘導による。ソホスブビルソバルディレジパスビル・ソホスブビルハーボニー配合錠これらの薬剤の血中濃度が低下することがある。本剤のP糖蛋白誘導による。ドルテグラビル・リルピビリンジャルカ配合錠ドルテグラビル及びリルピビリンの血中濃度が低下することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びUGT1A1誘導作用による。カボテグラビルボカブリアカボテグラビルの血中濃度が低下するおそれがある。本剤のUGT1A1誘導作用によると考えられている。 レナカパビルシュンレンカレナカパビルの血中濃度が低下するおそれがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用、P糖蛋白誘導作用及びUGT1A1誘導作用による。 相互作用:併用注意 ゾニサミドトピラマートボリコナゾールスチリペントール(1)フェニトインの血中濃度が上昇することがある 。(2)これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。(1)これらの薬剤が肝代謝を抑制すると考えられている。(2)本剤の肝薬物代謝酵素誘導によると考えられている。クロバザムタクロリムステラプレビル(1)フェニトインの血中濃度が上昇することがある 。(2)これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。(1)機序は不明である。(2)本剤の肝薬物代謝酵素誘導による。ルフィナミド(1)フェニトインの血中濃度が上昇することがある 。(2)これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。(1)、(2)機序は不明である。カルバマゼピン(1)フェニトインの血中濃度が上昇することがある 。(2)フェニトインの血中濃度が低下することがある 。(3)これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。(1)カルバマゼピンが肝代謝を抑制する。(2)カルバマゼピンの肝薬物代謝酵素誘導による。(3)本剤の肝薬物代謝酵素誘導による。ネルフィナビル(1)フェニトインの血中濃度が上昇することがある 。(2)フェニトインの血中濃度が低下することがある 。(3)これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。(1)ネルフィナビルが肝代謝を抑制すると考えられている。(2)機序は不明である。(3)機序は不明であるが、本剤の肝薬物代謝酵素誘導等が考えられている。バルプロ酸(1)フェニトインの血中濃度が上昇することがある 。(2)フェニトインの血中濃度が低下することがある 。(3)バルプロ酸の血中濃度が低下することがある 。(4)バルプロ酸による高アンモニア血症のリスクが増加するとの報告がある。(1)バルプロ酸が肝代謝を抑制する。(2)バルプロ酸による蛋白結合からの置換により、遊離フェニトイン濃度が上昇し、肝代謝が促進すると考えられている。(3)本剤の肝薬物代謝酵素誘導による。(4)機序は不明である。クマリン系抗凝血剤ワルファリン(1)フェニトインの血中濃度が上昇することがある 。(2)クマリン系抗凝血剤の作用が増強することがある。(3)クマリン系抗凝血剤の作用が減弱することがある。通常より頻回に血液凝固時間の測定を行い、クマリン系抗凝血剤の用量を調整すること。(1)クマリン系抗凝血剤が肝代謝を抑制する。(2)本剤による蛋白結合からの置換により、クマリン系抗凝血剤の血中濃度が上昇する。(3)本剤の肝薬物代謝酵素誘導による。CYP2C9又はCYP2C19を阻害する薬剤アミオダロンクロラムフェニコールシメチジンスルファメトキサゾール・トリメトプリムチクロピジンフルコナゾールフルボキサミンホスフルコナゾールミコナゾールセリチニブアシミニブニチシノンフェニトインの血中濃度が上昇することがある 。これらの薬剤又は代謝物が肝代謝を抑制すると考えられている。アロプリノールイソニアジドエトスクシミドオメプラゾールジスルフィラムジルチアゼムスルチアムパラアミノサリチル酸メチルフェニデートエソメプラゾール フェニトインの血中濃度が上昇することがある 。 これらの薬剤又は代謝物が肝代謝を抑制すると考えられている。フルオロウラシル系薬剤テガフール製剤ドキシフルリジン 等三環系抗うつ剤イミプラミン等四環系抗うつ剤マプロチリン等トラゾドンフェニトインの血中濃度が上昇することがある 。機序は不明である。テオフィリンアミノフィリン(1)フェニトインの血中濃度が低下することがある 。(2)テオフィリンの血中濃度が低下することがある 。(1)機序は不明である。(2)本剤の肝薬物代謝酵素誘導による。リファンピシンアパルタミドレテルモビルフェニトインの血中濃度が低下することがある 。これらの薬剤の肝薬物代謝酵素誘導による。ジアゾキシドシスプラチンビンカアルカロイドビンクリスチン等シプロフロキサシンビガバトリンフェニトインの血中濃度が低下することがある 。機序は不明である。イリノテカンイリノテカンの活性代謝物の血中濃度が低下し、作用が減弱することがあるので、併用を避けることが望ましい。本剤の肝薬物代謝酵素誘導による。主にCYP3Aの基質となる薬剤アゼルニジピンイトラコナゾールイマチニブオンダンセトロンキニジンクエチアピンジソピラミドニソルジピンニフェジピンフェロジピンプラジカンテルベラパミル 等副腎皮質ホルモン剤デキサメタゾン等卵胞ホルモン剤・黄体ホルモン剤ノルゲストレル・エチニルエストラジオール等PDE5阻害剤タダラフィル(勃起不全、前立腺肥大症に伴う排尿障害を適応とする場合:シアリス、ザルティア)シルデナフィルバルデナフィルこれらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。本剤の肝薬物代謝酵素誘導による。パロキセチンフレカイニドメキシレチンこれらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。本剤の肝薬物代謝酵素誘導による。CYP3A及びP糖蛋白の基質となる薬剤アピキサバンミラベグロンレンバチニブ 等これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。本剤の肝薬物代謝酵素及びP糖蛋白誘導による。P糖蛋白の基質となる薬剤グレカプレビル・ピブレンタスビルテノホビル アラフェナミドニンテダニブ 等これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。本剤のP糖蛋白誘導による。ラモトリギンデフェラシロクスカナグリフロジンラルテグラビルこれらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。本剤がこれらの薬剤のグルクロン酸抱合を促進する。ポサコナゾールこれらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。本剤のUGT1A4及び/又はP糖蛋白誘導による。シクロスポリンこれらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。本剤の肝薬物代謝酵素誘導による。また、本剤が吸収を阻害する。甲状腺ホルモン剤レボチロキシン等これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。機序は不明である。カスポファンギンこれらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。本剤がカスポファンギンの取り込み輸送過程に影響し、カスポファンギンのクリアランス誘導が起こると考えられている。ドルテグラビルドルテグラビル・ラミブジンドルテグラビル・アバカビル・ラミブジンドルテグラビルの血中濃度が低下することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)及びUGT1A1誘導作用による。ドキシサイクリンドキシサイクリンの血中濃度半減期が短縮することがある。本剤の肝薬物代謝酵素誘導による。アルベンダゾールアルベンダゾールの活性代謝物の血中濃度が低下し、効果が減弱することがある。機序は不明である。非脱分極性筋弛緩剤ベクロニウム等フェニトインを長期前投与した場合、非脱分極性筋弛緩剤の作用が減弱することがある。機序は不明である。血糖降下剤インスリン経口血糖降下剤血糖降下剤の作用が減弱され、高血糖を起こすことがあるので、血糖の上昇に注意すること。本剤のインスリン分泌抑制作用による。アセタゾラミドくる病、骨軟化症があらわれやすい。本剤によるビタミンD不活性化促進、アセタゾラミドによる代謝性アシドーシス、腎尿細管障害の影響が考えられている。アセトアミノフェン本剤の長期連用者は、アセトアミノフェンの代謝物による肝機能障害を生じやすくなる。本剤の肝薬物代謝酵素誘導により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進されると考えられている。セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品フェニトインの代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。セイヨウオトギリソウの肝薬物代謝酵素誘導によると考えられている。フェニトインの中毒症状があらわれることがあるので、このような場合には、減量するなど注意すること。,,,これらの薬剤の作用が減弱することがあるので、用量に注意すること。また、本剤を減量又は中止する場合には、これらの薬剤の血中濃度の上昇に注意すること。本剤の作用が減弱することがあるので、けいれん等のてんかん発作の発現に注意すること。また、これらの薬剤を減量又は中止する場合には、本剤の血中濃度の上昇に注意すること。フェニトインの中毒症状があらわれることがあるので、このような場合には、減量するなど注意すること。,,,これらの薬剤の作用が減弱することがあるので、用量に注意すること。また、本剤を減量又は中止する場合には、これらの薬剤の血中濃度の上昇に注意すること。本剤の作用が減弱することがあるので、けいれん等のてんかん発作の発現に注意すること。また、これらの薬剤を減量又は中止する場合には、本剤の血中濃度の上昇に注意すること。 副作用:重大な副作用 1: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)-発熱、紅斑、水疱・びらん、そう痒感、咽頭痛、眼充血、口内炎等の異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。2: 過敏症症候群(頻度不明)-初期症状として発疹、発熱がみられ、さらにリンパ節腫脹、肝機能障害等の臓器障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が、投与中止後も再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。3: SLE様症状(頻度不明)-発熱、紅斑、関節痛、肺炎、白血球減少、血小板減少、抗核抗体陽性等のSLE様症状があらわれることがある。4: 再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、単球性白血病、血小板減少、溶血性貧血、赤芽球癆(いずれも頻度不明)-,5: 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)-劇症肝炎、著しいAST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う重篤な肝機能障害、黄疸があらわれることがある。,6: 間質性肺炎(頻度不明)-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎(肺臓炎)があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。7: 悪性リンパ腫、リンパ節腫脹(いずれも頻度不明)8: 小脳萎縮(頻度不明)-長期投与例であらわれることがある。9: 横紋筋融解症(頻度不明)-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等があらわれることがある。また、横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。10: 急性腎障害、間質性腎炎(いずれも頻度不明)11: 悪性症候群(頻度不明)-発熱、意識障害、筋強剛、不随意運動、発汗、頻脈等があらわれた場合には、本剤の投与中止、体冷却、水分補給、呼吸管理等の適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。 副作用:その他副作用 過敏症 -猩紅熱様・麻疹様・中毒疹様発疹血液 -巨赤芽球性貧血肝臓 -AST・ALT・γ-GTPの上昇等の肝機能障害、黄疸腎臓 -蛋白尿等の腎障害精神神経系 -不随意運動(ジスキネジア、舞踏病アテトーゼ、アステリキシス(asterixis)等)、ニューロパシー、眩暈、運動失調、注意力・集中力・反射運動能力等の低下、頭痛、神経過敏、不眠、けいれん・てんかん増悪眼 -複視、視覚障害、眼振、白内障消化器 -歯肉増殖 、悪心・嘔吐、便秘骨・歯 -くる病 、骨軟化症 、歯牙の形成不全内分泌系 -甲状腺機能検査値(血清T3、T4値等)の異常、高血糖その他 -発熱、多毛、血清葉酸値の低下、CK上昇、免疫グロブリン低下(IgA、IgG等) 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0