薬剤詳細データ 一般名 カルバマゼピン 製品名 カルバマゼピン錠200mg「フジナガ」 薬効名 向精神作用性抗てんかん剤 躁状態治療剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 カルバマゼピン錠200mg「フジナガ」 yj-code 1139002F1100 添付文書No 1139002C1090_1_07 改定年月 2023-11 版 第1版 一般名 カルバマゼピン 薬効分類名 向精神作用性抗てんかん剤躁状態治療剤 用法・用量 〈精神運動発作、てんかん性格及びてんかんに伴う精神障害、てんかんのけいれん発作:強直間代発作(全般けいれん発作、大発作)の場合〉 カルバマゼピンとして通常、成人には最初1日量200~400mgを1~2回に分割経口投与し、至適効果が得られるまで(通常1日600mg)徐々に増量する。症状により1日1,200mgまで増量することができる。小児に対しては、年齢、症状に応じて、通常1日量100~600mgを分割経口投与する。 〈躁病、躁うつ病の躁状態、統合失調症の興奮状態の場合〉 カルバマゼピンとして通常、成人には最初1日量200~400mgを1~2回に分割経口投与し、至適効果が得られるまで(通常1日600mg)徐々に増量する。症状により1日1,200mgまで増量することができる。 〈三叉神経痛の場合〉 カルバマゼピンとして通常、成人には最初1日量200~400mgからはじめ、通常1日600mgまでを分割経口投与するが、症状により1日800mgまで増量することができる。小児に対しては、年齢、症状に応じて適宜減量する。 効能・効果 精神運動発作、てんかん性格及びてんかんに伴う精神障害、てんかんのけいれん発作:強直間代発作(全般けいれん発作、大発作) 躁病、躁うつ病の躁状態、統合失調症の興奮状態 三叉神経痛 相互作用:併用禁忌 ボリコナゾール(ブイフェンド)タダラフィル(アドシルカ)リルピビリン(エジュラント)マシテンタン(オプスミット)チカグレロル(ブリリンタ)グラゾプレビル(グラジナ)エルバスビル(エレルサ)ドルテグラビル・リルピビリン(ジャルカ)ダルナビル・コビシスタット(プレジコビックス)アルテメテル・ルメファントリン(リアメット)これらの薬剤の血中濃度が減少し作用が減弱するおそれがある。本剤の代謝酵素誘導作用によりこれらの薬剤の代謝が促進される。ドラビリン(ピフェルトロ)これらの薬剤の血中濃度が減少し作用が減弱するおそれがある。本剤の代謝酵素誘導作用により、この薬剤の代謝が促進されると予測される。イサブコナゾニウム(クレセンバ)これらの薬剤の血中濃度が減少し作用が減弱するおそれがある。本剤は代謝酵素を誘導する。カボテグラビル(ボカブリア)これらの薬剤の血中濃度が減少し作用が減弱するおそれがある。本剤がUGT1A1を誘導することにより、この薬剤の代謝が促進される。ソホスブビル・ベルパタスビル(エプクルーサ)これらの薬剤の血中濃度が減少し作用が減弱するおそれがある。本剤のP-gp及び代謝酵素の誘導作用により、これら薬剤の血漿中濃度が低下するおそれがある。レジパスビル・ソホスブビル(ハーボニー)これらの薬剤の血中濃度が減少し作用が減弱するおそれがある。本剤のP-gp誘導作用により、これら薬剤の血漿中濃度が低下するおそれがある。ニルマトレルビル・リトナビル(パキロビッド)本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。また、これら薬剤の血中濃度が減少することで、抗ウイルス作用の消失や耐性出現のおそれがある。これら薬剤がCYP3Aによる本剤の代謝を競合的に阻害するため。また、本剤が代謝酵素を誘導するため。エンシトレルビル(ゾコーバ)この薬剤の血中濃度が減少し、作用が減弱するおそれがある。また、本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。本剤の代謝酵素誘導作用によりこの薬剤の代謝が促進される。また、この薬剤のCYP3Aに対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。ミフェプリストン・ミソプロストール(メフィーゴ)ミフェプリストンの血漿中濃度が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、本剤の影響がなくなるまで、この薬剤を投与しないこと。本剤の代謝酵素誘導作用により、ミフェプリストンの代謝が著しく亢進され、ミフェプリストンの血漿中濃度が著しく低下するおそれがある。リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビン(オデフシィ)リルピビリン及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下し、この薬剤の効果が減弱するおそれがある。本剤の代謝酵素誘導作用により、リルピビンの代謝が促進される。本剤のP-gp誘導作用により、テノホビル アラフェナミドの血漿中濃度が低下するおそれがある。ビクテグラビル・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド(ビクタルビ)ビクテグラビル及びテノホビル アラフェナミドの血漿中濃度が低下するため、効果が減弱し、この薬剤に対する耐性が発現する可能性がある。本剤のP-gp及び代謝酵素誘導作用による。ダルナビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド(シムツーザ)ダルナビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下し、この薬剤の効果が減弱するおそれがある。本剤のP-gp及び代謝酵素誘導作用による。エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド(ゲンボイヤ)エルビテグラビル及びコビシスタットの血中濃度が著しく低下する可能性がある。また、テノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下する可能性がある。本剤のP-gp及び代謝酵素誘導作用による。 相互作用:併用注意 クエチアピンイトラコナゾールテラブレビルこれらの薬剤の血中濃度が低下することがある。また、本剤の血中濃度が上昇することがある。本剤の代謝酵素誘導作用によりこれら薬剤の代謝が亢進し、血中濃度が低下する。また、これら薬剤が本剤の代謝を阻害し、本剤の血中濃度が上昇する。クロバザムパロキセチンこれらの薬剤の血中濃度が低下することがある。また、本剤の血中濃度が上昇することがある。本剤の代謝酵素誘導作用によりこれら薬剤の代謝が亢進し、血中濃度が低下する。本剤の血中濃度が上昇の機序は不明である。バルプロ酸バルプロ酸の血中濃度を低下させることがある。また、本剤及び本剤の代謝物の血中濃度が上昇又は本剤の血中濃度が低下することがある。本剤の代謝酵素誘導作用によりバルプロ酸の代謝が促進される。また、バルプロ酸は本剤の代謝物の代謝を阻害する。バルプロ酸との併用により本剤の血中濃度が上昇又は低下したとの報告があるが、機序は不明である。イソニアジドイソニアジドの肝毒性を増強することがある。また、本剤の血中濃度が急速に上昇し、中毒症状(眠気、悪心・嘔吐、めまい等)があらわれることがある。本剤の代謝酵素誘導作用によりイソニアジドの代謝が亢進し、肝毒性を有するイソニアジド代謝物の生成が促進される。また、イソニアジドが本剤の代謝を阻害し、本剤の血中濃度が上昇する。フェノバルビタールリファンピシン本剤の血中濃度が低下することがある。これらの薬剤の代謝酵素誘導作用により本剤の代謝が促進され、本剤の血中濃度が低下する。マクロライド系抗生物質エリスロマイシンクラリスロマイシン等アゾール系抗真菌剤ミコナゾールフルコナゾール等キヌプリスチン・ダルホプリスチンシプロフロキサシンリトナビルダルナビルフルボキサミンベラパミルジルチアゼムシメチジンオメプラゾールダナゾールビカルタミド本剤の血中濃度が急速に上昇し、中毒症状(眠気、悪心・嘔吐、めまい等)があらわれることがある。これらの薬剤が本剤の代謝を阻害し、本剤の血中濃度が上昇する。アセタゾラミド本剤の血中濃度が急速に上昇し、中毒症状(眠気、悪心・嘔吐、めまい等)があらわれることがある。機序は不明である。フェニトイン本剤の血中濃度が低下することがある。また、フェニトインの血中濃度を上昇又は低下させることがある。両剤とも代謝酵素誘導作用を有するため、相互に代謝が促進され、血中濃度が低下する。また、代謝競合により、フェニトインの代謝が阻害されて、フェニトインの血中濃度が上昇することがある。プリミドン相互に血中濃度が低下することがある。また、本剤の代謝物の血中濃度が上昇することがある。両剤の代謝酵素誘導作用により相互に代謝が促進されると考えられる。また、プリミドンが本剤の代謝物の代謝を阻害し、本剤の代謝物の血中濃度が上昇する。エファビレンツ相互に血中濃度が低下することがある。両剤の代謝酵素誘導作用により相互に代謝が促進されると考えられる。テオフィリンアミノフィリン相互に血中濃度が低下することがある。本剤による代謝酵素誘導作用によりテオフィリンの代謝が促進される。また、併用により本剤の血中濃度が減少し、半減期が減少したとの報告がある。抗不安・睡眠導入剤アルプラゾラムミダゾラム抗てんかん剤ゾニサミドクロナゼパムエトスクシミドトピラマートペランパネルトラマドールブプレノルフィン抗パーキンソン剤イストラデフィリンソリフェナシン免疫抑制剤シクロスポリンタクロリムスエベロリムス抗うつ剤トラゾドンミアンセリンセルトラリンミルタザピン三環系抗うつ剤イミプラミンアミトリプチリンノルトリプチリン等ブチロフェノン系精神神経用剤ハロペリドール等精神神経用剤オランザピンアリピプラゾールリスペリドンブロナンセリンクロザピンパリペリドンルラシドンドネペジルフレカイニドエレトリプタンジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤ニフェジピンフェロジピンニルバジピン等ドキシサイクリン抗ウイルス剤(HIV感染症治療薬)サキナビルインジナビルネルフィナビルロピナビルドルテグラビル・アバカビル・ラミブジンマラビロクエトラビリン等これらの薬剤の作用を減弱することがある。本剤の代謝酵素誘導作用によりこれらの薬剤の代謝が促進され、血中濃度が低下する。ドルテグラビル・ラミブジンドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで33%、Cτで73%低下させたとの報告がある。本剤がCYP3A4及びUGT1A1を誘導することにより、ドルテグラビルの代謝が促進される。プラジカンテルエプレレノンシルデナフィルタダラフィル(シアリス)ジエノゲストアプレピタントシンバスタチンオンダンセトロンラスクフロキサシンこれらの薬剤の作用を減弱することがある。本剤の代謝酵素誘導作用によりこれらの薬剤の代謝が促進され、血中濃度が低下する。ミラベグロンこれらの薬剤の作用を減弱することがある。本剤の代謝酵素誘導作用及びP糖蛋白誘導作用により、ミラベグロンの代謝が促進され、血中濃度が低下する。ホスアプレピタントメグルミンこれらの薬剤の作用を減弱することがある。本剤の代謝酵素誘導作用によりホスアプレピタントメグルミンの活性本体アプレピタントの代謝が促進され、血中濃度が低下する。抗悪性腫瘍剤イリノテカンイマチニブゲフィチニブソラフェニブスニチニブダサチニブニロチニブラパチニブトレミフェンタミバロテンテムシロリムスアキシチニブセリチニブオシメルチニブパルボシクリブイブルチニブポナチニブアカラブルチニブカプマチニブダロルタミドこれらの薬剤の作用を減弱することがある。本剤の代謝酵素誘導作用によりこれらの薬剤の代謝が促進され、血中濃度が低下する。抗悪性腫瘍剤レンバチニブこれらの薬剤の作用を減弱することがある。本剤のP-gp及び代謝酵素の誘導作用により、レンバチニブの血中濃度が低下するおそれがある。副腎皮質ホルモン剤プレドニゾロンデキサメタゾン等これらの薬剤の作用を減弱することがある。本剤の代謝酵素誘導作用によりこれらの薬剤の代謝が促進され、血中濃度が低下する。黄体・卵胞ホルモン剤ドロスピレノン・エチニルエストラジオール等効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがある。本剤の代謝酵素誘導作用によりこれらの薬剤の代謝が促進され、血中濃度が低下する。ラモトリギンラモトリギンの血中濃度を低下させることがある。肝におけるラモトリギンのグルクロン酸抱合が促進される。カスポファンギンカスポファンギンの血中濃度が低下するおそれがある。本剤がカスポファンギンの取り込み輸送過程に影響し、カスポファンギンのクリアランス誘導が起こる。抗凝固薬ダビガトランエテキシラートこれらの薬剤の作用を減弱することがある。本剤のP糖蛋白誘導作用により、ダビガトランの血中濃度が低下することがある。アピキサバンこれらの薬剤の作用を減弱することがある。本剤のP-gp及び代謝酵素の誘導作用により、アピキサバンの代謝および排出が促進される。リバーロキサバンこれらの薬剤の作用を減弱することがある。本剤の代謝酵素誘導作用によりリバーロキサバンのクリアランスが増加する。ワルファリンこれらの薬剤の作用を減弱することがある。本剤の代謝酵素誘導作用によりワルファリンの代謝が促進され、血中濃度が低下する。アセトアミノフェンアセトアミノフェンの作用を減弱することがある。また、肝障害を生じやすくなるとの報告がある。本剤の代謝酵素誘導作用により、アセトアミノフェンの代謝が促進され血中濃度が低下する。また、アセトアミノフェンから肝毒性をもつN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進される。シクロホスファミドシクロホスファミドの作用を増強することがある。本剤の代謝酵素誘導作用により、シクロホスファミドの活性代謝物の濃度が上昇する。セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。セイヨウオトギリソウにより誘導された代謝酵素が本剤の代謝を促進すると考えられている。グレープフルーツジュース本剤の代謝が抑制され血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤投与時は、グレープフルーツジュースを摂取しないよう注意すること。グレープフルーツジュースに含まれる成分が本剤の小腸での代謝酵素を抑制し、血中濃度を上昇させるためと考えられている。アルコール相互に作用が増強されるおそれがある。過度のアルコール摂取は避ける。共に中枢神経抑制作用を有するため。中枢神経抑制剤ハロペリドールチオリダジン相互に作用が増強されることがある。共に中枢神経抑制作用を有するため。利尿剤(ナトリウム喪失性)低ナトリウム血症・SIADHがあらわれることがある。ナトリウム喪失性以外の利尿剤の使用を考慮する。共に血清中のナトリウムを低下させることがある。ジゴキシン非脱分極性筋弛緩剤パンクロニウム等アルベンダゾールこれらの薬剤の作用を減弱することがある。機序は不明である。ヒドロキシクロロキン本剤の作用が減弱する可能性がある。機序は不明である。炭酸リチウム精神神経系症状(錯乱、粗大振戦、失見当識等)があらわれたとの報告がある。機序は不明である。メトクロプラミド神経症状(歩行障害、運動失調、眼振、複視、下肢反射亢進)があらわれたとの報告がある。機序は不明である。 副作用:重大な副作用 1: 再生不良性貧血、汎血球減少、白血球減少、無顆粒球症、貧血、溶血性貧血、赤芽球癆、血小板減少(いずれも頻度不明)-,2: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(いずれも頻度不明)-発熱、眼充血、顔面の腫脹、口唇・口腔粘膜や陰部のびらん、皮膚や粘膜の水疱、多数の小膿疱、紅斑、咽頭痛、そう痒、全身倦怠感等の異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、これらの症状のほとんどは本剤の投与開始から3ヵ月以内に発症することから、特に投与初期には観察を十分に行うこと。3: SLE様症状(頻度不明)-SLE様症状(蝶形紅斑等の皮膚症状、発熱、関節痛、白血球減少、血小板減少、抗核抗体陽性等)があらわれることがある。4: 過敏症症候群(頻度不明)-初期症状として発熱、発疹がみられ、更にリンパ節腫脹、関節痛、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、肝脾腫、肝機能障害等の臓器障害を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。また、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルス再活性化を伴うことが多い。,,5: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)-胆汁うっ滞性、肝細胞性、混合型、又は肉芽腫性の肝機能障害、黄疸があらわれ、劇症肝炎等に至ることがあるので、定期的に肝機能検査を行うこと。,,6: 急性腎障害(間質性腎炎等)(頻度不明)-重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に腎機能検査を実施すること。,7: PIE症候群、間質性肺炎(いずれも頻度不明)-発熱、咳嗽、呼吸困難、喀痰、好酸球増多、肺野の浸潤影を伴うPIE症候群、間質性肺炎があらわれることがある。8: 血栓塞栓症(頻度不明)-肺塞栓症、深部静脈血栓症、血栓性静脈炎等の血栓塞栓症があらわれることがある。9: アナフィラキシー(頻度不明)-蕁麻疹、血管浮腫、循環不全、低血圧、呼吸困難等を伴うアナフィラキシーがあらわれることがある。10: うっ血性心不全、房室ブロック、洞機能不全、徐脈(いずれも頻度不明)-,11: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。12: 無菌性髄膜炎(頻度不明)-項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎があらわれることがある。13: 悪性症候群(頻度不明)-発熱、意識障害、無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等があらわれることがある。このような場合には、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理と共に適切な処置を行うこと。本剤の急な中止により発現することもあるので、本剤の急な投与中止は行わないこと。また、悪性症候群は抗精神病薬との併用時に発現しやすいので特に注意すること。なお、本症発症時には白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下をみることがある。 副作用:その他副作用 過敏症 -―-猩紅熱様・麻疹様・中毒疹様発疹、そう痒症-光線過敏症、蕁麻疹、潮紅-血管炎、血管浮腫、呼吸困難皮膚 -―-―-―-色素沈着、ざ瘡、丘疹、多形結節性紅斑、紫斑、多毛、苔癬様角化症、爪の障害(爪甲脱落症、爪の変形、爪の変色等)筋骨格系 -―-筋脱力-筋痙攣、関節痛、筋痛-―血液 -―-リンパ節腫脹-―-ポルフィリン症、巨赤芽球性貧血、白血球増多、好酸球増多症、網状赤血球増加症肝臓 -ALT、ALP、γ-GTPの上昇-AST上昇-―-―腎臓 -―-蛋白尿、BUN、クレアチニンの上昇-頻尿-乏尿、尿閉、血尿精神神経系 -ふらつき、眠気、めまい-注意力・集中力・反射運動能力等の低下、立ちくらみ、抑うつ、頭痛・頭重、脱力、倦怠感、興奮、運動失調、不随意運動(振戦、アステリキシス等)、言語障害-錯乱-幻覚(視覚、聴覚)、せん妄、知覚異常、インポテンス、末梢神経炎、口顔面ジスキネジー、舞踏病アテトーゼ、麻痺症状、攻撃的行動、激越、意識障害、鎮静、記憶障害眼注1) -―-複視、霧視-調節障害、眼振-異常眼球運動(眼球回転発作)、水晶体混濁、結膜炎、眼圧上昇心血管系 -―-血圧低下-血圧上昇-不整脈、刺激伝導障害消化器 -―-食欲不振、悪心・嘔吐、便秘、下痢、口渇-―-膵炎、口内炎、舌炎、腹痛、大腸炎内分泌、代謝系 -―-―-―-ビタミンD・カルシウム代謝異常(血清カルシウムの低下等)、甲状腺機能検査値の異常(T4値の低下等)、血清葉酸値低下、女性化乳房、乳汁漏出、プロラクチン上昇、低ナトリウム血症、骨軟化症、骨粗鬆症、高血糖その他 -―-発熱、味覚異常、浮腫、発汗、体重増加-感冒様症状(鼻咽頭炎、咳嗽等)-聴覚異常(耳鳴、聴覚過敏、聴力低下、音程の変化等)、脱毛、コレステロール上昇、トリグリセリド上昇、CK(CPK)上昇、体液貯留、免疫グロブリン低下(IgA、IgG等)、CRP上昇 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0