薬剤詳細データ

一般名

アセトアミノフェン細粒

製品名

カロナール細粒20%

薬効名

解熱鎮痛消炎剤

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薬剤名

カロナール細粒20%

yj-code

1141007C1075

添付文書No

1141007C1075_5_05

改定年月

2023-02

第1版

一般名

アセトアミノフェン細粒

薬効分類名

解熱鎮痛剤


用法・用量

〈各種疾患及び症状における鎮痛〉 通常、成人にはアセトアミノフェンとして、1回300~1000mgを経口投与し、投与間隔は4~6時間以上とする。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として4000mgを限度とする。また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。 〈急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)〉 通常、成人にはアセトアミノフェンとして、1回300~500mgを頓用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、原則として1日2回までとし、1日最大1500mgを限度とする。また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。 〈小児科領域における解熱・鎮痛〉 通常、乳児、幼児及び小児にはアセトアミノフェンとして、体重1kgあたり1回10~15mgを経口投与し、投与間隔は4~6時間以上とする。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として60mg/kgを限度とする。ただし、成人の用量を超えない。また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。

効能・効果

各種疾患及び症状における鎮痛 下記疾患の解熱・鎮痛急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む) 小児科領域における解熱・鎮痛

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

リチウム製剤


炭酸リチウム


他の非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシン、イブプロフェン等)で、リチウムとの併用によりリチウムの血中濃度が上昇し、リチウム中毒を呈したとの報告がある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤は腎のプロスタグランジン合成を抑制することにより、炭酸リチウムの排泄が減少し、血中濃度が上昇すると考えられている。


チアジド系利尿剤


ヒドロクロロチアジド等


他の非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシン等)で、チアジド系利尿剤の作用を減弱することが報告されている。


非ステロイド性消炎鎮痛剤は腎のプロスタグランジン合成を抑制して水、塩類貯留が生じ、チアジド系利尿剤の排泄作用に拮抗すると考えられている。


アルコール(飲酒)


アルコール多量常飲者がアセトアミノフェンを服用したところ肝不全を起こしたとの報告がある。


アルコール常飲によるCYP2E1の誘導により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進される。


クマリン系抗凝血剤


ワルファリンカリウム


クマリン系抗凝血剤の作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


本剤が血漿蛋白結合部位において競合することで、抗凝血剤を遊離させ、その抗凝血作用を増強させる。


カルバマゼピンフェノバルビタールフェニトインプリミドンリファンピシンイソニアジド


これらの薬剤の長期連用者は、肝薬物代謝酵素が誘導され、肝障害を生じやすくなるとの報告がある。


これらの薬剤の代謝酵素誘導作用により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進される。


抗生物質抗菌剤


過度の体温下降を起こす頻度が高くなることから、併用する場合には観察を十分に行い、慎重に投与すること。


機序は不明である。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがある。2: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、急性汎発性発疹性膿疱症(いずれも頻度不明)

3: 喘息発作の誘発(頻度不明),

4: 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-劇症肝炎、AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。,,,,,5: 顆粒球減少症(頻度不明)

6: 間質性肺炎(頻度不明)

-咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT、血清マーカー等の検査を実施すること。異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。7: 間質性腎炎、急性腎障害(いずれも頻度不明)

8: 薬剤性過敏症症候群(頻度不明)

-初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。

副作用:その他副作用


血液 -チアノーゼ、血小板減少、血小板機能低下(出血時間の延長)
消化器 -悪心・嘔吐、食欲不振
その他 -過敏症

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 9,152,356 13,776,241 1,589,245 106,488 87,404 125,025 153,658 280,082 560,643 595,044 288,076 9,939
女性 12,397,661 12,569,987 1,541,269 186,567 161,947 223,392 271,971 373,408 730,199 1,893,003 2,026,552 195,911
合計 37,746,052 26,346,228 3,130,514 293,055 249,351 348,417 425,629 653,490 1,290,842 2,488,047 2,314,628 205,850
男性 9,152,356 13,776,241 1,589,245 106,488 87,404 125,025 153,658 280,082 560,643 595,044 288,076 9,939
女性 12,397,661 12,569,987 1,541,269 186,567 161,947 223,392 271,971 373,408 730,199 1,893,003 2,026,552 195,911
合計 37,746,052 26,346,228 3,130,514 293,055 249,351 348,417 425,629 653,490 1,290,842 2,488,047 2,314,628 205,850
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,080,570
東北2,962,375
関東13,442,950
中部5,795,226
近畿5,466,104
中国・四国3,155,585
九州5,843,240
合計37,746,052
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,080,570
北東北851,812
南東北1,705,883
北関東1,614,569
南関東11,828,381
甲信越1,419,544
北陸672,165
東海4,119,594
関西5,050,027
中国2,226,874
四国928,711
北九州3,526,495
南九州999,131
沖縄2,635,228
合計37,746,052
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,080,570
青森県349,014
岩手県404,680
宮城県779,074
秋田県502,798
山形県470,949
福島県455,860
茨城県685,875
栃木県560,656
群馬県368,038
埼玉県2,317,877
千葉県1,978,296
東京都4,401,383
神奈川県3,130,825
新潟県786,913
富山県225,199
石川県279,936
福井県167,030
山梨県213,878
長野県418,753
岐阜県427,037
静岡県973,156
愛知県2,303,324
三重県416,077
滋賀県388,367
京都府607,763
大阪府2,038,083
兵庫県1,546,754
奈良県292,783
和歌山県176,277
鳥取県149,584
島根県246,440
岡山県462,065
広島県891,111
山口県477,674
徳島県168,085
香川県216,282
愛媛県303,336
高知県241,008
福岡県1,792,758
佐賀県358,127
長崎県399,329
熊本県586,843
大分県389,438
宮崎県513,771
鹿児島県485,360
沖縄県1,317,614
合計37,746,052
更新予告まとめ