薬剤詳細データ

一般名

インドメタシンファルネシル製剤

製品名

インフリーカプセル100mg

薬効名

組織活性型鎮痛・抗炎症剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

インフリーカプセル100mg

yj-code

1145005M1020

添付文書No

1145005M1020_1_18

改定年月

2024-10

第2版

一般名

インドメタシンファルネシル製剤

薬効分類名

組織活性型鎮痛・抗炎症剤


用法・用量

通常、成人にはインドメタシン ファルネシルとして1回200mgを朝夕1日2回食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛 関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群

相互作用:併用禁忌

トリアムテレン(トリテレン)


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、急性腎障害を起こしたとの報告がある。


トリアムテレンによる腎血流の低下に基づく腎障害のために代償的に腎でのプロスタグランジン合成が亢進されるが、インドメタシンによりプロスタグランジン合成が抑制され、腎障害が引き起こされる。


相互作用:併用注意

抗凝血剤及び抗血小板薬


ワルファリンカリウム


クロピドグレル硫酸塩等


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、これらの医薬品の作用が増強し、出血の危険性が増大することがある。また、本剤との併用により、ワルファリンの作用が増強されることがある。血液凝固能検査等出血管理を十分に行うこと。


インドメタシンのプロスタグランジン生合成阻害作用により血小板凝集が抑制される。また、本剤が血漿蛋白結合部位でワルファリンを遊離させ、その抗凝血作用を増強させると考えられている。


リチウム製剤


炭酸リチウム


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、これらの医薬品の作用が増強されたとの報告があるので、併用する場合にはこれらの医薬品を減量するなど注意すること。


インドメタシンによりリチウムの腎クリアランスが減少し、リチウムの血中濃度が上昇する。


メトトレキサート


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、これらの医薬品の作用が増強されたとの報告があるので、併用する場合にはこれらの医薬品を減量するなど注意すること。


インドメタシンによりメトトレキサートの腎排泄が抑制され、メトトレキサートの血中濃度が上昇する。


プロベネシド


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、インドメタシンの作用が増強されることがあるので、併用する場合には本剤を減量するなど注意すること。


プロベネシドがインドメタシンの腎尿細管排泄を抑制し、インドメタシンの血中濃度が上昇する。


Ca拮抗剤


アムロジピンベシル酸塩


ニフェジピン


ジルチアゼム塩酸塩等


Ca拮抗剤の作用が減弱されることがある。


インドメタシンによる腎でのプロスタグランジン合成抑制により水、Naの貯留が生じ、体液循環量を増加させるため、降圧剤の効果を減弱させると考えられている。


β-遮断剤


プロプラノロール塩酸塩


アテノロール


メトプロロール酒石酸塩等


ACE阻害剤


エナラプリルマレイン酸塩


デラプリル塩酸塩


イミダプリル塩酸塩等


A-II受容体拮抗剤


ロサルタンカリウム


カンデサルタン シレキセチル


バルサルタン等


チアジド系及びその類似降圧利尿剤


ヒドロクロロチアジド等


ループ利尿剤


フロセミド等


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、これらの医薬品の作用が減弱されることがある。


インドメタシンによる腎でのプロスタグランジン合成抑制により水、Naの貯留が生じ、体液循環量を増加させるため、降圧剤の効果を減弱させると考えられている。


カリウム保持性利尿剤


スピロノラクトン等


エプレレノン


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、これらの医薬品の降圧作用の減弱、腎機能障害患者で重度の高カリウム血症が発現するおそれがある。


インドメタシンによる腎でのプロスタグランジン生合成阻害によると考えられている。


アスピリン


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、インドメタシンの作用が減弱されることがある。


機序不明


ジゴキシン


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、血中ジゴキシン濃度が上昇し、作用が増強されることが報告されているので血中ジゴキシン濃度に注意すること。


インドメタシンのプロスタグランジン合成阻害作用により腎血流量が減少し、ジゴキシンの腎排泄が減少するためと考えられている。


シクロスポリン


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、シクロスポリンによる腎毒性が増強されることがあるので、腎機能に注意すること。


インドメタシンの腎でのプロスタグランジン合成阻害作用によると考えられている。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-冷汗、顔面蒼白、呼吸困難、血圧低下等の症状が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。2: 消化管穿孔、消化管出血、消化管潰瘍、出血性大腸炎、腸管の狭窄・閉塞、潰瘍性大腸炎(いずれも頻度不明)

3: 血液障害

-再生不良性貧血(頻度不明)、溶血性貧血(頻度不明)、白血球減少(0.1%未満)、血小板減少(頻度不明)等の血液障害があらわれることがある。4: 皮膚障害(頻度不明)

-皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)があらわれることがある。5: 喘息発作(頻度不明)

-喘息発作等の急性呼吸障害があらわれることがある。6: 腎障害

-急性腎障害(頻度不明)、ネフローゼ症候群(頻度不明)等の腎障害、高カリウム血症(0.1%未満)、低アルブミン血症(頻度不明)があらわれることがある。7: 肝機能障害(0.1〜5%未満)、黄疸(頻度不明)

8: 昏睡、錯乱(いずれも頻度不明)

9: 性器出血(頻度不明)

10: 心筋梗塞、脳血管障害(いずれも頻度不明)

-心筋梗塞、脳血管障害等の心血管系血栓塞栓性事象があらわれることがある 。

副作用:その他副作用


消化器 -胃部不快感、胃痛、下痢、腹痛、食欲不振、口内炎、胸やけ、胃重感、便秘、胃腸症状、胃炎、嘔吐-口渇、腹部膨満感、舌炎、おくび、口唇炎-舌苔
血液 -貧血、好酸球増多等-皮下出血
皮膚 -脱毛
過敏症 -発疹、瘙痒-紅斑-血管浮腫
感覚器 -耳鳴、味覚異常、眼の充血、羞明-霧視等の視覚異常、角膜混濁、網膜障害
腎臓 -BUNの上昇-血中クレアチニンの上昇、尿量減少、血尿、蛋白尿
肝臓 -AST、ALTの上昇等-Al-P、LDHの上昇等
精神神経系 -めまい、ふらつき-頭痛、眠気、しびれ感-痙攣、振戦、抑うつ、不眠、意識障害
循環器 -動悸、血圧上昇
その他 -浮腫-倦怠感、ほてり、頻尿、発熱、胸痛、低体温-高血糖、鼻出血、発汗

薬剤名

インフリーカプセル100mg

yj-code

1145005M1020

添付文書No

1145005M1020_1_18

改定年月

2024-10

第2版

一般名

インドメタシンファルネシル製剤

薬効分類名

組織活性型鎮痛・抗炎症剤


用法・用量

通常、成人にはインドメタシン ファルネシルとして1回200mgを朝夕1日2回食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛 関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群

相互作用:併用禁忌

トリアムテレン(トリテレン)


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、急性腎障害を起こしたとの報告がある。


トリアムテレンによる腎血流の低下に基づく腎障害のために代償的に腎でのプロスタグランジン合成が亢進されるが、インドメタシンによりプロスタグランジン合成が抑制され、腎障害が引き起こされる。


相互作用:併用注意

抗凝血剤及び抗血小板薬


ワルファリンカリウム


クロピドグレル硫酸塩等


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、これらの医薬品の作用が増強し、出血の危険性が増大することがある。また、本剤との併用により、ワルファリンの作用が増強されることがある。血液凝固能検査等出血管理を十分に行うこと。


インドメタシンのプロスタグランジン生合成阻害作用により血小板凝集が抑制される。また、本剤が血漿蛋白結合部位でワルファリンを遊離させ、その抗凝血作用を増強させると考えられている。


リチウム製剤


炭酸リチウム


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、これらの医薬品の作用が増強されたとの報告があるので、併用する場合にはこれらの医薬品を減量するなど注意すること。


インドメタシンによりリチウムの腎クリアランスが減少し、リチウムの血中濃度が上昇する。


メトトレキサート


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、これらの医薬品の作用が増強されたとの報告があるので、併用する場合にはこれらの医薬品を減量するなど注意すること。


インドメタシンによりメトトレキサートの腎排泄が抑制され、メトトレキサートの血中濃度が上昇する。


プロベネシド


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、インドメタシンの作用が増強されることがあるので、併用する場合には本剤を減量するなど注意すること。


プロベネシドがインドメタシンの腎尿細管排泄を抑制し、インドメタシンの血中濃度が上昇する。


Ca拮抗剤


アムロジピンベシル酸塩


ニフェジピン


ジルチアゼム塩酸塩等


Ca拮抗剤の作用が減弱されることがある。


インドメタシンによる腎でのプロスタグランジン合成抑制により水、Naの貯留が生じ、体液循環量を増加させるため、降圧剤の効果を減弱させると考えられている。


β-遮断剤


プロプラノロール塩酸塩


アテノロール


メトプロロール酒石酸塩等


ACE阻害剤


エナラプリルマレイン酸塩


デラプリル塩酸塩


イミダプリル塩酸塩等


A-II受容体拮抗剤


ロサルタンカリウム


カンデサルタン シレキセチル


バルサルタン等


チアジド系及びその類似降圧利尿剤


ヒドロクロロチアジド等


ループ利尿剤


フロセミド等


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、これらの医薬品の作用が減弱されることがある。


インドメタシンによる腎でのプロスタグランジン合成抑制により水、Naの貯留が生じ、体液循環量を増加させるため、降圧剤の効果を減弱させると考えられている。


カリウム保持性利尿剤


スピロノラクトン等


エプレレノン


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、これらの医薬品の降圧作用の減弱、腎機能障害患者で重度の高カリウム血症が発現するおそれがある。


インドメタシンによる腎でのプロスタグランジン生合成阻害によると考えられている。


アスピリン


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、インドメタシンの作用が減弱されることがある。


機序不明


ジゴキシン


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、血中ジゴキシン濃度が上昇し、作用が増強されることが報告されているので血中ジゴキシン濃度に注意すること。


インドメタシンのプロスタグランジン合成阻害作用により腎血流量が減少し、ジゴキシンの腎排泄が減少するためと考えられている。


シクロスポリン


本剤の活性代謝物のインドメタシンとの併用により、シクロスポリンによる腎毒性が増強されることがあるので、腎機能に注意すること。


インドメタシンの腎でのプロスタグランジン合成阻害作用によると考えられている。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-冷汗、顔面蒼白、呼吸困難、血圧低下等の症状が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。2: 消化管穿孔、消化管出血、消化管潰瘍、出血性大腸炎、腸管の狭窄・閉塞、潰瘍性大腸炎(いずれも頻度不明)

3: 血液障害

-再生不良性貧血(頻度不明)、溶血性貧血(頻度不明)、白血球減少(0.1%未満)、血小板減少(頻度不明)等の血液障害があらわれることがある。4: 皮膚障害(頻度不明)

-皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)があらわれることがある。5: 喘息発作(頻度不明)

-喘息発作等の急性呼吸障害があらわれることがある。6: 腎障害

-急性腎障害(頻度不明)、ネフローゼ症候群(頻度不明)等の腎障害、高カリウム血症(0.1%未満)、低アルブミン血症(頻度不明)があらわれることがある。7: 肝機能障害(0.1〜5%未満)、黄疸(頻度不明)

8: 昏睡、錯乱(いずれも頻度不明)

9: 性器出血(頻度不明)

10: 心筋梗塞、脳血管障害(いずれも頻度不明)

-心筋梗塞、脳血管障害等の心血管系血栓塞栓性事象があらわれることがある 。

副作用:その他副作用


消化器 -胃部不快感、胃痛、下痢、腹痛、食欲不振、口内炎、胸やけ、胃重感、便秘、胃腸症状、胃炎、嘔吐-口渇、腹部膨満感、舌炎、おくび、口唇炎-舌苔
血液 -貧血、好酸球増多等-皮下出血
皮膚 -脱毛
過敏症 -発疹、瘙痒-紅斑-血管浮腫
感覚器 -耳鳴、味覚異常、眼の充血、羞明-霧視等の視覚異常、角膜混濁、網膜障害
腎臓 -BUNの上昇-血中クレアチニンの上昇、尿量減少、血尿、蛋白尿
肝臓 -AST、ALTの上昇等-Al-P、LDHの上昇等
精神神経系 -めまい、ふらつき-頭痛、眠気、しびれ感-痙攣、振戦、抑うつ、不眠、意識障害
循環器 -動悸、血圧上昇
その他 -浮腫-倦怠感、ほてり、頻尿、発熱、胸痛、低体温-高血糖、鼻出血、発汗

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ