薬剤詳細データ

一般名

ペンタゾシン注射液

製品名

ソセゴン注射液15mg

薬効名

鎮痛剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ソセゴン注射液15mg

yj-code

1149401A1027

添付文書No

1149401A1027_2_05

改定年月

2024-03

第1版

一般名

ペンタゾシン注射液

薬効分類名

鎮痛剤


用法・用量

〈鎮痛〉 通常、成人にはペンタゾシンとして1回15mgを筋肉内または皮下に注射し、その後必要に応じて、3~4時間毎に反復注射する。なお、症状により適宜増減する。 〈麻酔前投薬および麻酔補助〉 通常、ペンタゾシンとして30~60mgを筋肉内、皮下または静脈内に注射するが、症例により適宜増減する。

効能・効果

下記疾患並びに状態における鎮痛各種癌、術後、心筋梗塞、胃・十二指腸潰瘍、腎・尿路結石、閉塞性動脈炎、胃・尿管・膀胱検査器具使用時 麻酔前投薬および麻酔補助

相互作用:併用禁忌

ナルメフェン塩酸塩水和物


セリンクロ


本剤の離脱症状を起こすおそれがある。また、本剤の鎮痛作用を減弱させるため、効果を得るために必要な用量が通常用量より多くなるおそれがある。緊急の手術等によりやむを得ず本剤を投与する場合、患者毎に用量を漸増し、呼吸抑制等の中枢神経抑制症状を注意深く観察すること。また、手術等において本剤を投与することが事前にわかる場合には、少なくとも1週間前にナルメフェン塩酸塩水和物の投与を中断すること。


μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害される。


相互作用:併用注意

モルヒネ製剤


本剤の作用が増強されることがある。併用が必要な場合には、一方又は両方の投与量を必要に応じて減らすこと。また、本剤は高用量において、モルヒネの作用に拮抗することがあるので、通常、モルヒネとの併用は避けること。


ペンタゾシンの作用は、脳内オピオイドレセプターの飽和濃度に左右される。


中枢性鎮痛剤


ブプレノルフィン塩酸塩


エプタゾシン臭化水素酸塩等


ベンゾジアゼピン誘導体・その他の鎮静剤


ジアゼパム


ニトラゼパム


メダゼパム等


中枢性薬剤(睡眠剤等)


バルビツール酸誘導体(フェノバルビタール等)


アルコール


本剤の作用が増強されることがある。併用が必要な場合には、一方又は両方の投与量を必要に応じて減らすこと。


中枢神経系が抑制されることによると考えられる。


セロトニン神経系賦活作用を有する抗うつ剤


アミトリプチリン塩酸塩等


抗うつ剤の作用が増強され不安感、悪心、発汗、潮紅等が起こるおそれがある。併用が必要な場合には、一方又は両方の投与量を必要に応じて減らすこと。


中枢のセロトニン作動活性を増強すると考えられる。外国において、セロトニン神経系賦活を作用機序とする抗うつ剤(フルオキセチン)投与患者でセロトニン神経系賦活作用の増強に由来すると考えられる症状(不安感、悪心、発汗、潮紅等)が認められたとの報告がある。


メサドン塩酸塩


メサドン塩酸塩の鎮痛作用を減弱させることがある。また、退薬症候を起こすおそれがある。


本剤はメサドン塩酸塩の作用するμ受容体の部分アゴニストである。


動物実験(ウサギ)においてサリチルアミドとの併用によりペンタゾシンのCmaxが約2倍程度高くなり、サリチルアミドのCmaxは過剰のペンタゾシンを併用することにより約2.5倍となるとの報告があるので、併用しないことが望ましい。また、やむをえず併用する場合には本剤を減量するなど注意すること。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-顔面蒼白、呼吸困難、チアノーゼ、血圧下降、頻脈、全身発赤、血管浮腫、蕁麻疹等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。2: 呼吸抑制(0.42%)

-酸素吸入(必要に応じて人工呼吸)か、又はドキサプラムの投与が有効であるが、麻薬拮抗剤(レバロルファン)は無効である。3: 依存性(頻度不明)

-連用により薬物依存を生ずることがある。特に薬物依存の既往歴のある患者には注意すること。また、連用後、投与を急に中止すると、振戦、不安、興奮、悪心、動悸、冷感、不眠等の禁断症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には徐々に減量すること。,4: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)

5: 無顆粒球症(頻度不明)

6: 神経原性筋障害(頻度不明)

-大量連用により、神経原性の四肢の筋萎縮が起こり、脱力、歩行困難があらわれることがある。7: 痙攣(頻度不明)

-強直性痙攣又は間代性痙攣があらわれることがある。

副作用:その他副作用


精神神経系 -傾眠、めまい、ふらつき、発汗-幻覚、しびれ感、多幸感、不安、頭痛、頭重、複視、振戦-錯乱、鎮静、意識障害、浮遊感、興奮、痙攣
循環器 -血圧上昇、血圧低下、皮膚潮紅、熱感
消化器 -悪心-嘔吐、口渇-便秘
過敏症 -顔面浮腫、発赤、発疹、多形紅斑
血液 -白血球減少、貧血
肝臓 -肝機能異常
泌尿器 -排尿障害、尿閉
その他 -胸内苦悶、疲労感、不快感、悪寒-発熱、脱力感、倦怠感

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
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埼玉県0
千葉県0
東京都0
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広島県0
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宮崎県0
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沖縄県0
合計0
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