薬剤詳細データ

一般名

レボドパ・ベンセラジド塩酸塩

製品名

マドパー配合錠L100

薬効名

パーキンソニズム治療剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

マドパー配合錠L100

yj-code

1169100F1087

添付文書No

1169100F2024_1_01

改定年月

2024-06

第2版

一般名

レボドパ・ベンセラジド塩酸塩

薬効分類名

パーキンソニズム治療剤


用法・用量

〈マドパー配合錠L50〉 レボドパ未投与例の場合:通常成人は初回1日量2~6錠を1~3回に分けて、食後に経口投与し、2~3日毎に1日量2~4錠ずつ漸増し、維持量として1日6~12錠を経口投与する。レボドパ投与例の場合:通常成人初回1日量は投与中のレボドパ量の約1/5に相当するレボドパ量(本剤2錠中レボドパ100mg含有)に切り換え、1~3回に分けて、食後に経口投与し、漸増もしくは漸減し、維持量として1日量6~12錠を経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈マドパー配合錠L100〉 レボドパ未投与例の場合:通常成人は初回1日量1~3錠を1~3回に分けて、食後に経口投与し、2~3日毎に1日量1~2錠ずつ漸増し、維持量として1日3~6錠を経口投与する。レボドパ投与例の場合:通常成人初回1日量は投与中のレボドパ量の約1/5に相当するレボドパ量(本剤1錠中レボドパ100mg含有)に切り換え、1~3回に分けて、食後に経口投与し、漸増もしくは漸減し、維持量として1日量3~6錠を経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

パーキンソン病・パーキンソン症候群

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

レセルピン製剤テトラベナジン


脳内ドパミンが減少し、本剤の作用が減弱するおそれがある。


脳内のドパミンを減少させてパーキンソン症状を悪化させる。


抗精神病薬


フェノチアジン系薬剤


クロルプロマジン 等


ブチロフェノン系薬剤


ハロペリドール 等


その他


ペロスピロン 等


本剤の作用が減弱することがある。


これらの薬剤によりドパミン受容体が遮断される。


パパベリン塩酸塩


本剤の作用が減弱するおそれがある。


明確な機序は不明であるが、以下のような説がある。a. パパベリン塩酸塩が線条体でのドパミン受容体を遮断する。b. パパベリン塩酸塩がアドレナリン作動性神経小胞でレセルピン様作用を示す。


鉄剤


本剤の作用が減弱するおそれがある。


キレートを形成し、本剤の吸収が減少するとの報告がある。


イソニアジド


本剤の作用が減弱するおそれがある。


機序は不明であるが、イソニアジドによりドパ脱炭酸酵素が阻害されると考えられている。


血圧降下剤


メチルドパ水和物レセルピン節遮断剤 等


血圧降下剤の作用を増強することがある。


レボドパに降圧作用があるため、相加作用により血圧降下剤の作用を増強する。


他の抗パーキンソン剤


抗コリン剤アマンタジンブロモクリプチンタリペキソールドロキシドパ 等


精神神経系及び循環器系の副作用が増強することがある。


長期投与により、大脳皮質におけるアセチルコリン系感受性が亢進し、精神症状や心血管系の症状を呈しやすくなる。


NMDA受容体拮抗剤


メマンチン塩酸塩 等


本剤の作用を増強するおそれがある。


これらの薬剤により、ドパミン遊離が促進する可能性がある。


全身麻酔剤


ハロタン 等


不整脈を起こすおそれがある。


末梢でドパミンはβ1アドレナリン受容体に作用し強心作用を示し、ハロタンは心筋の被刺激性亢進作用を示す。


副作用:重大な副作用

1: 悪性症候群(頻度不明)

-急激な減量又は投与中止により、高熱、意識障害、高度の筋硬直、不随意運動、ショック状態等があらわれることがあるので、このような場合には、再投与後、漸減し、体冷却、水分補給等適切な処置を行うこと。2: 幻覚、抑うつ(いずれも0.1~5%未満)、錯乱(0.1%未満)

3: 溶血性貧血、血小板減少(いずれも頻度不明)

4: 突発的睡眠(頻度不明)

-前兆のない突発的睡眠があらわれることがある。5: 閉塞隅角緑内障(頻度不明)

-急激な眼圧上昇を伴う閉塞隅角緑内障を起こすことがあるので、霧視、眼痛、充血、頭痛、嘔気等が認められた場合には、投与を中止し、直ちに適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


精神神経系 -不眠、頭痛・頭重-焦燥感、精神高揚、せん妄、不安、めまい、眠気、筋緊張低下、突発性硬直、構音障害-不随意運動(顔面、頸部、口、四肢等)、傾眠、病的賭博、病的性欲亢進、ドパミン調節障害症候群
消化器 -嘔気、食欲不振-口渇、嘔吐、便秘、腹痛、下痢、胸やけ、口内炎、腹部膨満感-胃部不快感、唾液分泌過多
泌尿器 -排尿異常
血液 -白血球減少
皮膚 -発疹、蕁麻疹様湿疹、四肢色素沈着、口唇の水ぶくれ-脱毛
循環器 -動悸、たちくらみ、不整脈-血圧低下
眼 -視覚異常
肝臓注) -AST・ALT・Al-Pの上昇
その他 -発汗、胸痛、脱力・倦怠感、浮腫、のぼせ感-唾液・痰・口腔内粘膜・汗・尿・便等の変色(黒色等)

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
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