薬剤詳細データ

一般名

クロルプロマジン塩酸塩錠

製品名

クロルプロマジン塩酸塩錠25mg「ツルハラ」

薬効名

精神神経安定剤

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薬剤名

クロルプロマジン塩酸塩錠25mg「ツルハラ」

yj-code

1171001F2185

添付文書No

1171001F2185_1_12

改定年月

2023-10

第2版

一般名

クロルプロマジン塩酸塩錠

薬効分類名

精神神経安定剤


用法・用量

クロルプロマジン塩酸塩として、通常成人1日30~100mgを分割経口投与する。精神科領域において用いる場合には、通常1日50~450mgを分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

統合失調症 躁病 神経症における不安・緊張・抑うつ 悪心嘔吐 吃逆 破傷風に伴う痙攣 麻酔前投薬 人工冬眠 催眠・鎮静・鎮痛剤の効力増強

相互作用:併用禁忌

アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)(ボスミン)


アドレナリンの作用を逆転させ、重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強される。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体・麻酔剤等)


睡眠(催眠)・精神機能抑制の増強、麻酔効果の増強・延長、血圧低下等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。


降圧剤


起立性低血圧等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互に降圧作用を増強させることがある。


アトロピン様作用を有する薬剤


口渇、眼圧上昇、排尿障害、頻脈、腸管麻痺等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互にアトロピン様作用を増強させることがある。


アルコール(飲酒)


眠気、精神運動機能低下等を起こすことがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。


ドンペリドンメトクロプラミド


内分泌機能調節異常又は錐体外路症状が発現するおそれがある。


ともに中枢ドパミン受容体遮断作用を有する。


リチウム


心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性のSyndrome malin(悪性症候群)、非可逆性の脳障害を起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。


機序は不明であるが、併用による抗ドパミン作用の増強等が考えられている。


ドパミン作動薬(レボドパ製剤、ブロモクリプチンメシル酸塩)


相互に作用を減弱させるおそれがある。


ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる。


有機燐殺虫剤


縮瞳、徐脈等の症状があらわれることがあるので、接触しないように注意すること。


本剤は有機燐殺虫剤の抗コリンエステラーゼ作用を増強し毒性を強めることがある。


アドレナリン含有歯科麻酔剤


(リドカイン・アドレナリン)


重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: Syndrome malin(悪性症候群)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。2: 突然死、心室頻拍(いずれも頻度不明)

-血圧低下、心電図異常(QT間隔の延長、T波の平低化や逆転、二峰性T波ないしU波の出現等)に続く突然死、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)が報告されているので、特にQT部分に変化があれば投与を中止すること。また、フェノチアジン系化合物投与中の心電図異常は、大量投与されていた例に多いとの報告がある。3: 再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明)

4: 麻痺性イレウス(0.1%未満)

-腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。5: 遅発性ジスキネジア(0.1~5%未満)、遅発性ジストニア(頻度不明)

-長期投与により、遅発性ジスキネジア、遅発性ジストニア等の不随意運動があらわれ、投与中止後も持続することがある。6: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(0.1%未満)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。7: 眼障害(頻度不明)

-長期又は大量投与により、角膜・水晶体の混濁、網膜・角膜の色素沈着があらわれることがある。8: SLE様症状(頻度不明)

9: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。10: 横紋筋融解症(頻度不明)

-CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等に注意すること。11: 肺塞栓症、深部静脈血栓症(いずれも頻度不明)

-肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


循環器 -血圧低下、頻脈、不整脈、心疾患悪化
血液 -白血球減少症、顆粒球減少症、血小板減少性紫斑病
消化器 -食欲亢進、食欲不振、舌苔、悪心・嘔吐、下痢、便秘
錐体外路症状 -パーキンソン症候群(手指振戦、筋強剛、流涎等)、ジスキネジア(口周部、四肢等の不随意運動等)、ジストニア(眼球上転、眼瞼痙攣、舌突出、痙性斜頸、頸後屈、体幹側屈、後弓反張等)、アカシジア(静坐不能)
眼 -縮瞳、眼内圧亢進、視覚障害
内分泌 -体重増加、女性化乳房、乳汁分泌、射精不能、月経異常、糖尿
精神神経系 -錯乱、不眠、眩暈、頭痛、不安、興奮、易刺激、痙攣
過敏症 -過敏症状、光線過敏症
その他 -口渇、鼻閉、倦怠感、発熱、浮腫、尿閉、無尿、頻尿、尿失禁、皮膚の色素沈着

薬剤名

クロルプロマジン塩酸塩錠25mg「ツルハラ」

yj-code

1171001F2185

添付文書No

1171001F2185_1_12

改定年月

2023-10

第2版

一般名

クロルプロマジン塩酸塩錠

薬効分類名

精神神経安定剤


用法・用量

クロルプロマジン塩酸塩として、通常成人1日30~100mgを分割経口投与する。精神科領域において用いる場合には、通常1日50~450mgを分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

統合失調症 躁病 神経症における不安・緊張・抑うつ 悪心嘔吐 吃逆 破傷風に伴う痙攣 麻酔前投薬 人工冬眠 催眠・鎮静・鎮痛剤の効力増強

相互作用:併用禁忌

アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)(ボスミン)


アドレナリンの作用を逆転させ、重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強される。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体・麻酔剤等)


睡眠(催眠)・精神機能抑制の増強、麻酔効果の増強・延長、血圧低下等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。


降圧剤


起立性低血圧等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互に降圧作用を増強させることがある。


アトロピン様作用を有する薬剤


口渇、眼圧上昇、排尿障害、頻脈、腸管麻痺等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互にアトロピン様作用を増強させることがある。


アルコール(飲酒)


眠気、精神運動機能低下等を起こすことがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。


ドンペリドンメトクロプラミド


内分泌機能調節異常又は錐体外路症状が発現するおそれがある。


ともに中枢ドパミン受容体遮断作用を有する。


リチウム


心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性のSyndrome malin(悪性症候群)、非可逆性の脳障害を起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。


機序は不明であるが、併用による抗ドパミン作用の増強等が考えられている。


ドパミン作動薬(レボドパ製剤、ブロモクリプチンメシル酸塩)


相互に作用を減弱させるおそれがある。


ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる。


有機燐殺虫剤


縮瞳、徐脈等の症状があらわれることがあるので、接触しないように注意すること。


本剤は有機燐殺虫剤の抗コリンエステラーゼ作用を増強し毒性を強めることがある。


アドレナリン含有歯科麻酔剤


(リドカイン・アドレナリン)


重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: Syndrome malin(悪性症候群)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。2: 突然死、心室頻拍(いずれも頻度不明)

-血圧低下、心電図異常(QT間隔の延長、T波の平低化や逆転、二峰性T波ないしU波の出現等)に続く突然死、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)が報告されているので、特にQT部分に変化があれば投与を中止すること。また、フェノチアジン系化合物投与中の心電図異常は、大量投与されていた例に多いとの報告がある。3: 再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明)

4: 麻痺性イレウス(0.1%未満)

-腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。5: 遅発性ジスキネジア(0.1~5%未満)、遅発性ジストニア(頻度不明)

-長期投与により、遅発性ジスキネジア、遅発性ジストニア等の不随意運動があらわれ、投与中止後も持続することがある。6: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(0.1%未満)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。7: 眼障害(頻度不明)

-長期又は大量投与により、角膜・水晶体の混濁、網膜・角膜の色素沈着があらわれることがある。8: SLE様症状(頻度不明)

9: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。10: 横紋筋融解症(頻度不明)

-CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等に注意すること。11: 肺塞栓症、深部静脈血栓症(いずれも頻度不明)

-肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


循環器 -血圧低下、頻脈、不整脈、心疾患悪化
血液 -白血球減少症、顆粒球減少症、血小板減少性紫斑病
消化器 -食欲亢進、食欲不振、舌苔、悪心・嘔吐、下痢、便秘
錐体外路症状 -パーキンソン症候群(手指振戦、筋強剛、流涎等)、ジスキネジア(口周部、四肢等の不随意運動等)、ジストニア(眼球上転、眼瞼痙攣、舌突出、痙性斜頸、頸後屈、体幹側屈、後弓反張等)、アカシジア(静坐不能)
眼 -縮瞳、眼内圧亢進、視覚障害
内分泌 -体重増加、女性化乳房、乳汁分泌、射精不能、月経異常、糖尿
精神神経系 -錯乱、不眠、眩暈、頭痛、不安、興奮、易刺激、痙攣
過敏症 -過敏症状、光線過敏症
その他 -口渇、鼻閉、倦怠感、発熱、浮腫、尿閉、無尿、頻尿、尿失禁、皮膚の色素沈着

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ