薬剤詳細データ

一般名

フルフェナジンマレイン酸塩錠・散

製品名

フルメジン糖衣錠(1) 1mg

薬効名

精神神経用剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

フルメジン糖衣錠(1)

yj-code

1172009F3029

添付文書No

1172009B1032_2_16

改定年月

2024-10

第3版

一般名

フルフェナジンマレイン酸塩錠・散

薬効分類名

精神神経安定剤


用法・用量

フルフェナジンとして、通常成人1日1~10mgを分割経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

効能・効果

統合失調症

相互作用:併用禁忌

アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)(ボスミン)


アドレナリンの作用を逆転させ、重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α,β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強される。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体・麻酔剤等)


睡眠(催眠)・精神機能抑制の増強、麻酔効果の増強・延長、血圧低下等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。


降圧剤


起立性低血圧等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互に降圧作用を増強させることがある。


アトロピン様作用を有する薬剤


口渇、眼圧上昇、排尿障害、頻脈、腸管麻痺等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互にアトロピン様作用を増強させることがある。


アルコール(飲酒)


眠気、精神運動機能低下等を起こすことがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。


ドンペリドンメトクロプラミド


内分泌機能調節異常又は錐体外路症状が発現するおそれがある。


ともに中枢ドパミン受容体遮断作用を有する。


リチウム


心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性のSyndrome malin(悪性症候群)、非可逆性の脳障害を起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。


機序は不明であるが、併用による抗ドパミン作用の増強等が考えられている。


ドパミン作動薬(レボドパ製剤、ブロモクリプチンメシル酸塩)


相互に作用を減弱させるおそれがある。


ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる。


有機燐殺虫剤


縮瞳、徐脈等の症状があらわれることがあるので接触しないように注意すること。


本剤は有機燐殺虫剤の抗コリンエステラーゼ作用を増強し毒性を強めることがある。


アドレナリン含有歯科麻酔剤


(リドカイン・アドレナリン)


重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α,β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: Syndrome malin(悪性症候群)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。2: 突然死(頻度不明)

-血圧低下、心電図異常(QT間隔の延長、T波の平低化や逆転、二峰性T波ないしU波の出現等)に続く突然死が報告されているので、特にQT部分に変化があれば投与を中止すること。また、フェノチアジン系化合物投与中の心電図異常は、大量投与されていた例に多いとの報告がある。3: 再生不良性貧血、無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明)

4: 麻痺性イレウス(頻度不明)

-腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。5: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。6: 遅発性ジスキネジア(頻度不明)

-長期投与により、口周部等の不随意運動があらわれ投与中止後も持続することがある。7: 眼障害(頻度不明)

-長期又は大量投与により、角膜・水晶体の混濁、網膜・角膜の色素沈着があらわれることがある。8: SLE様症状(頻度不明)

9: 肺塞栓症、深部静脈血栓症(いずれも頻度不明)

-肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


循環器 -血圧低下、頻脈、心疾患悪化
血液 -白血球減少症、顆粒球減少症、血小板減少性紫斑病
消化器 -食欲不振、悪心・嘔吐、便秘
肝臓 -肝障害
錐体外路症状 -パーキンソン症候群(手指振戦、筋強剛、流涎等)、ジスキネジア(口周部、四肢等の不随意運動等)、ジストニア(眼球上転、眼瞼痙攣、舌突出、痙性斜頸、頸後屈、体幹側屈、後弓反張等)、アカシジア(静坐不能)
眼 -視覚障害
内分泌 -乳汁分泌、射精不能、月経異常
精神神経系 -不眠、眩暈、頭痛、不安、興奮、易刺激
過敏症 -過敏症状、光線過敏症
その他 -口渇、鼻閉、倦怠感、浮腫

薬剤名

フルメジン糖衣錠(1)

yj-code

1172009F3029

添付文書No

1172009B1032_2_16

改定年月

2024-10

第3版

一般名

フルフェナジンマレイン酸塩錠・散

薬効分類名

精神神経安定剤


用法・用量

フルフェナジンとして、通常成人1日1~10mgを分割経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

効能・効果

統合失調症

相互作用:併用禁忌

アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)(ボスミン)


アドレナリンの作用を逆転させ、重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α,β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強される。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体・麻酔剤等)


睡眠(催眠)・精神機能抑制の増強、麻酔効果の増強・延長、血圧低下等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。


降圧剤


起立性低血圧等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互に降圧作用を増強させることがある。


アトロピン様作用を有する薬剤


口渇、眼圧上昇、排尿障害、頻脈、腸管麻痺等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互にアトロピン様作用を増強させることがある。


アルコール(飲酒)


眠気、精神運動機能低下等を起こすことがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。


ドンペリドンメトクロプラミド


内分泌機能調節異常又は錐体外路症状が発現するおそれがある。


ともに中枢ドパミン受容体遮断作用を有する。


リチウム


心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性のSyndrome malin(悪性症候群)、非可逆性の脳障害を起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。


機序は不明であるが、併用による抗ドパミン作用の増強等が考えられている。


ドパミン作動薬(レボドパ製剤、ブロモクリプチンメシル酸塩)


相互に作用を減弱させるおそれがある。


ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる。


有機燐殺虫剤


縮瞳、徐脈等の症状があらわれることがあるので接触しないように注意すること。


本剤は有機燐殺虫剤の抗コリンエステラーゼ作用を増強し毒性を強めることがある。


アドレナリン含有歯科麻酔剤


(リドカイン・アドレナリン)


重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α,β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: Syndrome malin(悪性症候群)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。2: 突然死(頻度不明)

-血圧低下、心電図異常(QT間隔の延長、T波の平低化や逆転、二峰性T波ないしU波の出現等)に続く突然死が報告されているので、特にQT部分に変化があれば投与を中止すること。また、フェノチアジン系化合物投与中の心電図異常は、大量投与されていた例に多いとの報告がある。3: 再生不良性貧血、無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明)

4: 麻痺性イレウス(頻度不明)

-腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。5: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。6: 遅発性ジスキネジア(頻度不明)

-長期投与により、口周部等の不随意運動があらわれ投与中止後も持続することがある。7: 眼障害(頻度不明)

-長期又は大量投与により、角膜・水晶体の混濁、網膜・角膜の色素沈着があらわれることがある。8: SLE様症状(頻度不明)

9: 肺塞栓症、深部静脈血栓症(いずれも頻度不明)

-肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


循環器 -血圧低下、頻脈、心疾患悪化
血液 -白血球減少症、顆粒球減少症、血小板減少性紫斑病
消化器 -食欲不振、悪心・嘔吐、便秘
肝臓 -肝障害
錐体外路症状 -パーキンソン症候群(手指振戦、筋強剛、流涎等)、ジスキネジア(口周部、四肢等の不随意運動等)、ジストニア(眼球上転、眼瞼痙攣、舌突出、痙性斜頸、頸後屈、体幹側屈、後弓反張等)、アカシジア(静坐不能)
眼 -視覚障害
内分泌 -乳汁分泌、射精不能、月経異常
精神神経系 -不眠、眩暈、頭痛、不安、興奮、易刺激
過敏症 -過敏症状、光線過敏症
その他 -口渇、鼻閉、倦怠感、浮腫

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 877,925 0 4,562 23,042 88,784 239,698 260,075 172,199 80,551 9,014 0 0
女性 927,681 0 4,020 29,883 121,534 277,860 225,681 152,516 91,550 23,577 1,060 0
合計 1,806,999 0 8,582 52,925 210,318 517,558 485,756 324,715 172,101 32,591 1,060 0
男性 877,925 0 4,562 23,042 88,784 239,698 260,075 172,199 80,551 9,014 0 0
女性 927,681 0 4,020 29,883 121,534 277,860 225,681 152,516 91,550 23,577 1,060 0
合計 1,806,999 0 8,582 52,925 210,318 517,558 485,756 324,715 172,101 32,591 1,060 0
男性 877,925 0 4,562 23,042 88,784 239,698 260,075 172,199 80,551 9,014 0 0
女性 927,681 0 4,020 29,883 121,534 277,860 225,681 152,516 91,550 23,577 1,060 0
合計 1,806,999 0 8,582 52,925 210,318 517,558 485,756 324,715 172,101 32,591 1,060 0
男性 877,925 0 4,562 23,042 88,784 239,698 260,075 172,199 80,551 9,014 0 0
女性 927,681 0 4,020 29,883 121,534 277,860 225,681 152,516 91,550 23,577 1,060 0
合計 1,806,999 0 8,582 52,925 210,318 517,558 485,756 324,715 172,101 32,591 1,060 0
男性 877,925 0 4,562 23,042 88,784 239,698 260,075 172,199 80,551 9,014 0 0
女性 927,681 0 4,020 29,883 121,534 277,860 225,681 152,516 91,550 23,577 1,060 0
合計 1,806,999 0 8,582 52,925 210,318 517,558 485,756 324,715 172,101 32,591 1,060 0
男性 877,925 0 4,562 23,042 88,784 239,698 260,075 172,199 80,551 9,014 0 0
女性 927,681 0 4,020 29,883 121,534 277,860 225,681 152,516 91,550 23,577 1,060 0
合計 1,806,999 0 8,582 52,925 210,318 517,558 485,756 324,715 172,101 32,591 1,060 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道80,347
東北42,798
関東866,132
中部245,799
近畿388,068
中国・四国125,693
九州56,759
合計1,806,999
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道80,347
北東北20,670
南東北14,902
北関東194,120
南関東672,012
甲信越159,504
北陸6,259
東海143,605
関西324,499
中国95,699
四国29,994
北九州38,397
南九州4,840
沖縄27,044
合計1,806,999
都道府県別
都道府県名 合計
北海道80,347
青森県15,617
岩手県7,226
宮城県2,359
秋田県5,053
山形県3,475
福島県9,068
茨城県93,942
栃木県13,974
群馬県86,204
埼玉県128,970
千葉県61,290
東京都258,960
神奈川県222,792
新潟県7,036
富山県2,697
石川県3,562
福井県0
山梨県103,350
長野県49,118
岐阜県1,338
静岡県64,381
愛知県14,317
三重県63,569
滋賀県43,270
京都府32,428
大阪府69,589
兵庫県117,206
奈良県43,836
和歌山県18,170
鳥取県2,159
島根県0
岡山県64,829
広島県22,519
山口県6,192
徳島県6,171
香川県5,046
愛媛県13,498
高知県5,279
福岡県21,109
佐賀県2,950
長崎県3,022
熊本県2,770
大分県8,546
宮崎県0
鹿児島県4,840
沖縄県13,522
合計1,806,999
更新予告まとめ