薬剤詳細データ

一般名

レボメプロマジンマレイン酸塩錠・散・顆粒

製品名

レボトミン錠50mg

薬効名

精神神経用剤

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薬剤名

レボトミン錠50mg

yj-code

1172014F3070

添付文書No

1172014B1033_2_19

改定年月

2023-10

第2版

一般名

レボメプロマジンマレイン酸塩錠・散・顆粒

薬効分類名

精神神経安定剤


用法・用量

レボメプロマジンとして、通常成人1日25~200mgを分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

統合失調症 躁病 うつ病における不安・緊張

相互作用:併用禁忌

アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)(ボスミン)


アドレナリンの作用を逆転させ、重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強される。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体・麻酔剤等)


睡眠(催眠)・精神機能抑制の増強、麻酔効果の増強・延長、血圧低下等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。なお、バルビツール酸誘導体等の抗痙攣作用は、フェノチアジン系薬剤との併用によっても増強されることはないので、この場合抗痙攣剤は減量してはならない。


相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。


降圧剤


起立性低血圧等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互に降圧作用を増強させることがある。


アトロピン様作用を有する薬剤


口渇、眼圧上昇、排尿障害、頻脈、腸管麻痺等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互にアトロピン様作用を増強させることがある。


アルコール(飲酒)


眠気、精神運動機能低下等を起こすことがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。


ドンペリドンメトクロプラミド


内分泌機能調節異常又は錐体外路症状が発現するおそれがある。


ともに中枢ドパミン受容体遮断作用を有する。


リチウム


心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性のSyndrome malin(悪性症候群)、非可逆性の脳障害を起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。


機序は不明であるが、併用による抗ドパミン作用の増強等が考えられている。


ドパミン作動薬(レボドパ製剤、ブロモクリプチンメシル酸塩)


相互に作用を減弱することがあるので、投与量を調節するなど慎重に投与すること。


ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる。


有機燐殺虫剤


縮瞳、徐脈等の症状があらわれることがあるので、接触しないように注意すること。


本剤は有機燐殺虫剤の抗コリンエステラーゼ作用を増強し毒性を強めることがある。


アドレナリン含有歯科麻酔剤


(リドカイン・アドレナリン)


重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: Syndrome malin(悪性症候群)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。2: 突然死(頻度不明)

-血圧低下、心電図異常(QT間隔の延長、T波の平低化や逆転、二峰性T波ないしU波の出現等)に続く突然死が報告されているので、特にQT部分に変化があれば投与を中止すること。また、フェノチアジン系化合物投与中の心電図異常は、大量投与されていた例に多いとの報告がある。3: 再生不良性貧血、無顆粒球症、白血球減少(頻度不明)

4: 麻痺性イレウス(0.1%未満)

-腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。5: 遅発性ジスキネジア(0.1~5%未満)、遅発性ジストニア(頻度不明)

-長期投与により、遅発性ジスキネジア、遅発性ジストニア等の不随意運動があらわれ、投与中止後も持続することがある。6: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(0.1%未満)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので 、このような場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。7: 眼障害(頻度不明)

-長期又は大量投与により、角膜・水晶体の混濁、網膜・角膜の色素沈着があらわれることがある。8: SLE様症状(頻度不明)

9: 横紋筋融解症(頻度不明)

-CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等に注意すること。10: 肺塞栓症、深部静脈血栓症(頻度不明)

-肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


循環器 -血圧低下、頻脈、不整脈、心疾患悪化
血液 -白血球減少症、顆粒球減少症、血小板減少性紫斑病
消化器 -食欲亢進、食欲不振、舌苔、悪心・嘔吐、下痢、便秘
肝臓 -肝障害
錐体外路症状 -パーキンソン症候群(手指振戦、筋強剛、流涎等)、ジスキネジア(口周部、四肢等の不随意運動等)、ジストニア(眼球上転、眼瞼痙攣、舌突出、痙性斜頸、頸後屈、体幹側屈、後弓反張等)、アカシジア(静坐不能)
眼 -縮瞳、眼内圧亢進、視覚障害
内分泌 -体重増加、女性化乳房、乳汁分泌、射精不能、月経異常、糖尿
精神神経系 -錯乱、不眠、眩暈、頭痛、不安、興奮、易刺激、痙攣
過敏症 -過敏症状、光線過敏症
その他 -口渇、鼻閉、倦怠感、発熱、浮腫、尿閉、無尿、頻尿、尿失禁、皮膚の色素沈着

薬剤名

レボトミン錠50mg

yj-code

1172014F3070

添付文書No

1172014B1033_2_19

改定年月

2023-10

第2版

一般名

レボメプロマジンマレイン酸塩錠・散・顆粒

薬効分類名

精神神経安定剤


用法・用量

レボメプロマジンとして、通常成人1日25~200mgを分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

統合失調症 躁病 うつ病における不安・緊張

相互作用:併用禁忌

アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)(ボスミン)


アドレナリンの作用を逆転させ、重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強される。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体・麻酔剤等)


睡眠(催眠)・精神機能抑制の増強、麻酔効果の増強・延長、血圧低下等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。なお、バルビツール酸誘導体等の抗痙攣作用は、フェノチアジン系薬剤との併用によっても増強されることはないので、この場合抗痙攣剤は減量してはならない。


相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。


降圧剤


起立性低血圧等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互に降圧作用を増強させることがある。


アトロピン様作用を有する薬剤


口渇、眼圧上昇、排尿障害、頻脈、腸管麻痺等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相互にアトロピン様作用を増強させることがある。


アルコール(飲酒)


眠気、精神運動機能低下等を起こすことがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。


ドンペリドンメトクロプラミド


内分泌機能調節異常又は錐体外路症状が発現するおそれがある。


ともに中枢ドパミン受容体遮断作用を有する。


リチウム


心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性のSyndrome malin(悪性症候群)、非可逆性の脳障害を起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。


機序は不明であるが、併用による抗ドパミン作用の増強等が考えられている。


ドパミン作動薬(レボドパ製剤、ブロモクリプチンメシル酸塩)


相互に作用を減弱することがあるので、投与量を調節するなど慎重に投与すること。


ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる。


有機燐殺虫剤


縮瞳、徐脈等の症状があらわれることがあるので、接触しないように注意すること。


本剤は有機燐殺虫剤の抗コリンエステラーゼ作用を増強し毒性を強めることがある。


アドレナリン含有歯科麻酔剤


(リドカイン・アドレナリン)


重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: Syndrome malin(悪性症候群)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。2: 突然死(頻度不明)

-血圧低下、心電図異常(QT間隔の延長、T波の平低化や逆転、二峰性T波ないしU波の出現等)に続く突然死が報告されているので、特にQT部分に変化があれば投与を中止すること。また、フェノチアジン系化合物投与中の心電図異常は、大量投与されていた例に多いとの報告がある。3: 再生不良性貧血、無顆粒球症、白血球減少(頻度不明)

4: 麻痺性イレウス(0.1%未満)

-腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。5: 遅発性ジスキネジア(0.1~5%未満)、遅発性ジストニア(頻度不明)

-長期投与により、遅発性ジスキネジア、遅発性ジストニア等の不随意運動があらわれ、投与中止後も持続することがある。6: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(0.1%未満)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので 、このような場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。7: 眼障害(頻度不明)

-長期又は大量投与により、角膜・水晶体の混濁、網膜・角膜の色素沈着があらわれることがある。8: SLE様症状(頻度不明)

9: 横紋筋融解症(頻度不明)

-CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等に注意すること。10: 肺塞栓症、深部静脈血栓症(頻度不明)

-肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


循環器 -血圧低下、頻脈、不整脈、心疾患悪化
血液 -白血球減少症、顆粒球減少症、血小板減少性紫斑病
消化器 -食欲亢進、食欲不振、舌苔、悪心・嘔吐、下痢、便秘
肝臓 -肝障害
錐体外路症状 -パーキンソン症候群(手指振戦、筋強剛、流涎等)、ジスキネジア(口周部、四肢等の不随意運動等)、ジストニア(眼球上転、眼瞼痙攣、舌突出、痙性斜頸、頸後屈、体幹側屈、後弓反張等)、アカシジア(静坐不能)
眼 -縮瞳、眼内圧亢進、視覚障害
内分泌 -体重増加、女性化乳房、乳汁分泌、射精不能、月経異常、糖尿
精神神経系 -錯乱、不眠、眩暈、頭痛、不安、興奮、易刺激、痙攣
過敏症 -過敏症状、光線過敏症
その他 -口渇、鼻閉、倦怠感、発熱、浮腫、尿閉、無尿、頻尿、尿失禁、皮膚の色素沈着

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 2,058,130 0 19,740 103,825 310,647 653,470 634,466 265,772 63,816 6,394 0 0
女性 1,309,443 0 5,212 82,804 190,467 376,240 423,021 166,838 58,428 6,433 0 0
合計 3,370,718 0 24,952 186,629 501,114 1,029,710 1,057,487 432,610 122,244 12,827 0 0
男性 2,058,130 0 19,740 103,825 310,647 653,470 634,466 265,772 63,816 6,394 0 0
女性 1,309,443 0 5,212 82,804 190,467 376,240 423,021 166,838 58,428 6,433 0 0
合計 3,370,718 0 24,952 186,629 501,114 1,029,710 1,057,487 432,610 122,244 12,827 0 0
男性 2,058,130 0 19,740 103,825 310,647 653,470 634,466 265,772 63,816 6,394 0 0
女性 1,309,443 0 5,212 82,804 190,467 376,240 423,021 166,838 58,428 6,433 0 0
合計 3,370,718 0 24,952 186,629 501,114 1,029,710 1,057,487 432,610 122,244 12,827 0 0
男性 2,058,130 0 19,740 103,825 310,647 653,470 634,466 265,772 63,816 6,394 0 0
女性 1,309,443 0 5,212 82,804 190,467 376,240 423,021 166,838 58,428 6,433 0 0
合計 3,370,718 0 24,952 186,629 501,114 1,029,710 1,057,487 432,610 122,244 12,827 0 0
男性 2,058,130 0 19,740 103,825 310,647 653,470 634,466 265,772 63,816 6,394 0 0
女性 1,309,443 0 5,212 82,804 190,467 376,240 423,021 166,838 58,428 6,433 0 0
合計 3,370,718 0 24,952 186,629 501,114 1,029,710 1,057,487 432,610 122,244 12,827 0 0
男性 2,058,130 0 19,740 103,825 310,647 653,470 634,466 265,772 63,816 6,394 0 0
女性 1,309,443 0 5,212 82,804 190,467 376,240 423,021 166,838 58,428 6,433 0 0
合計 3,370,718 0 24,952 186,629 501,114 1,029,710 1,057,487 432,610 122,244 12,827 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道146,954
東北376,939
関東1,078,652
中部442,689
近畿355,988
中国・四国454,991
九州514,505
合計3,370,718
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道146,954
北東北108,458
南東北219,542
北関東246,652
南関東832,000
甲信越123,409
北陸62,582
東海265,780
関西346,906
中国310,814
四国144,177
北九州377,105
南九州51,619
沖縄171,562
合計3,370,718
都道府県別
都道府県名 合計
北海道146,954
青森県65,741
岩手県48,939
宮城県121,394
秋田県42,717
山形県37,757
福島県60,391
茨城県116,469
栃木県81,677
群馬県48,506
埼玉県226,441
千葉県194,765
東京都193,414
神奈川県217,380
新潟県48,920
富山県24,091
石川県10,323
福井県28,168
山梨県19,292
長野県55,197
岐阜県36,785
静岡県107,904
愛知県112,009
三重県9,082
滋賀県32,842
京都府82,238
大阪府42,521
兵庫県151,058
奈良県31,051
和歌山県7,196
鳥取県21,795
島根県40,220
岡山県47,779
広島県120,188
山口県80,832
徳島県30,132
香川県33,663
愛媛県39,058
高知県41,324
福岡県163,561
佐賀県87,677
長崎県51,859
熊本県65,145
大分県8,863
宮崎県36,314
鹿児島県15,305
沖縄県85,781
合計3,370,718
更新予告まとめ