薬剤詳細データ 一般名 クロミプラミン塩酸塩錠 製品名 アナフラニール錠25mg 薬効名 精神神経用剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 アナフラニール錠25mg yj-code 1174002F2025 添付文書No 1174002F1029_3_19 改定年月 2022-10 版 第1版 一般名 クロミプラミン塩酸塩錠 薬効分類名 うつ病・うつ状態治療剤遺尿症治療剤情動脱力発作治療剤 用法・用量 〈精神科領域におけるうつ病・うつ状態〉 通常、成人にはクロミプラミン塩酸塩として1日50~100mgを1~3回に分割経口投与する。ただし、年齢、症状により適宜増減するが、1日最高投与量は225mgまでとする。 〈遺尿症〉 通常、6歳未満の幼児にはクロミプラミン塩酸塩として1日10~25mgを、また6歳以上の小児には1日20~50mgを1~2回に分割経口投与する。ただし、年齢、症状により適宜増減する。 〈ナルコレプシーに伴う情動脱力発作〉 通常、成人にはクロミプラミン塩酸塩として1日10~75mgを1~3回に分割経口投与する。 効能・効果 精神科領域におけるうつ病・うつ状態 遺尿症 ナルコレプシーに伴う情動脱力発作 相互作用:併用禁忌 MAO阻害剤セレギリン塩酸塩(エフピー)ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)サフィナミドメシル酸塩(エクフィナ)発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等があらわれることがある。MAO阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合には、少なくとも2週間の間隔をおき、また本剤からMAO阻害剤に切り替えるときには、2~3日間の間隔をおくことが望ましい。本剤は活性アミンのシナプス内への取り込みを阻害して、受容体の感受性を増強する。 相互作用:併用注意 副交感神経刺激剤ピロカルピンセビメリンこれらの薬剤の作用が減弱されることがある。本剤の抗コリン作用によりこれらの薬剤と拮抗的に作用すると考えられている。抗コリン作用を有する薬剤トリヘキシフェニジルアトロピン等口渇、便秘、尿閉、視力障害、眠気等があらわれることがある。いずれも抗コリン作用を有するため。アドレナリン作動薬アドレナリンノルアドレナリンフェニレフリン等心血管作用(高血圧等)を増強することがある。本剤は交感神経末梢ヘのノルアドレナリン等の取り込みを抑制し、受容体部位へのアドレナリン作動性を上昇させ、作用を増強させる。アトモキセチン相互に作用が増強するおそれがある。ノルアドレナリンへの作用を相加的又は相乗的に増強する可能性がある。中枢神経抑制剤バルビツール酸誘導体等全身麻酔剤ハロタン等抗不安剤アルプラゾラム等アルコールサリドマイド中枢神経抑制作用が増強されることがある。いずれも中枢神経抑制作用を有するため。フェノチアジン系精神神経用剤レボメプロマジン等鎮静、抗コリン作用の増強があらわれることがある。いずれも中枢神経抑制作用、抗コリン作用を有するため。選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)フルボキサミンパロキセチン等本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。セロトニン症候群があらわれるおそれがある。これらの薬剤は本剤の肝臓での酸化的な代謝を阻害し、本剤の血中濃度を上昇させると考えられる。また、相互にセロトニン作動性が増強される可能性がある。セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)ミルナシプランリチウム製剤三環系抗うつ剤アミトリプチリンイミプラミン等トラマドール塩酸塩リネゾリドセロトニン症候群があらわれるおそれがある。相互にセロトニン作動性が増強される可能性がある。肝酵素誘導作用をもつ薬剤バルビツール酸誘導体フェニトインカルバマゼピンリファンピシン等本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。これらの薬剤の肝酵素誘導作用により本剤の代謝が促進されると考えられている。フェニトイン他の三環系抗うつ剤(イミプラミン)で、フェニトインの作用が増強するとの報告がある。フェニトインの代謝が阻害され、フェニトインの血中濃度が上昇すると考えられている。抗不整脈剤キニジンプロパフェノンメチルフェニデートシメチジン黄体・卵胞ホルモン製剤シナカルセトサキナビル本剤の作用が増強されるおそれがある。これらの薬剤により、本剤の肝代謝が阻害され、血中濃度が上昇すると考えられている。テルビナフィン他の三環系抗うつ剤(イミプラミン)で活性代謝物の血中濃度が上昇するとの報告があるので、併用する場合には用量に注意すること。テルビナフィンのCYP2D6の阻害により、イミプラミン又はその活性代謝物の代謝が遅延する。ホスアンプレナビル本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。ホスアンプレナビルの活性代謝物であるアンプレナビルは本剤の代謝を競合的に阻害すると考えられる。降圧剤グアネチジン降圧剤の作用を減弱することがある。本剤がアドレナリン作動性神経遮断作用を有する降圧剤の交感神経ニューロンへの取り込みを阻害する。また、本剤は交感神経ニューロンへのカテコラミン取り込み阻害作用も有する。インスリン製剤インスリンスルフォニル尿素系糖尿病用剤グリベンクラミドグリクラジド併用により過度の血糖低下を来すことがある。本剤での機序は不明であるが、他の三環系抗うつ剤(ドキセピン)により低血糖に対する反応性が変化するか、インスリンに対する感受性が増大し、血糖降下作用が増強すると考えられている。クマリン系抗凝血剤ワルファリン他の三環系抗うつ剤(ノルトリプチリン)との併用によりクマリン系抗凝血剤の血中濃度半減期が延長するとの報告がある。機序不明。スルファメトキサゾール・トリメトプリム本剤との併用により抑うつが再発又は悪化することがある。本剤の代謝促進又は両剤の受容体レベルでの拮抗作用によるものと考えられている。電気ショック療法痙攣閾値を低下させ、痙攣状態に陥るおそれがある。本剤は痙攣閾値を低下させると考えられている。QT間隔延長を起こすことが知られている薬剤スニチニブダサチニブマプロチリン等QT間隔延長、心室性不整脈(Torsade de pointesを含む)等の重篤な副作用を起こすおそれがある。いずれもQT間隔を延長させるおそれがあるため。デスモプレシン低ナトリウム血症性の痙攣発作を起こすことがあるので、血清ナトリウム、血漿浸透圧等をモニターすること。いずれも低ナトリウム血症があらわれるおそれがあるため。ゾニサミド高血圧、失神、不全収縮、発汗、てんかん、動作・精神障害の変化及び筋強剛等の副作用があらわれるおそれがある。相加・相乗作用によると考えられる。 副作用:重大な副作用 1: 悪性症候群(Syndrome malin)(頻度不明)-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行う。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、またミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。2: セロトニン症候群(頻度不明)-不安、焦燥、せん妄、興奮、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクロヌス、反射亢進、下痢等を主症状とするセロトニン症候群があらわれることがあるので、これらの症状が出現した場合には投与を中止し、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。3: てんかん発作(頻度不明)4: 横紋筋融解症(頻度不明)-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。また、横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。5: 無顆粒球症、汎血球減少(いずれも頻度不明)-無顆粒球症(前駆症状として発熱、咽頭痛、インフルエンザ様症状等)、汎血球減少があらわれることがある。6: 麻痺性イレウス(頻度不明)-腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。7: 間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)-発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には投与を中止し、速やかに胸部X線等の検査を実施し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。8: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)-症状として低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等があらわれることがある。水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。9: QT延長、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)、心室細動(いずれも頻度不明)-,10: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。 副作用:その他副作用 循環器 -起立性低血圧、心電図異常(QT延長等)、頻脈、不整脈、心ブロック、血圧上昇-血圧降下、動悸-―――精神神経系 -眠気、知覚異常、幻覚、せん妄、精神錯乱、攻撃的反応、激越、悪夢、抑うつ悪化、記憶障害、離人症、ミオクロヌス、意識障害-パーキンソン症状・振戦・アカシジア等の錐体外路障害、躁状態、不眠、あくび、性機能障害-言語障害、不安、集中力欠如、運動失調抗コリン作用 -口渇、眼内圧亢進、緑内障、尿閉-排尿困難、視調節障害(散瞳等)、便秘-―――皮 膚 -光線過敏症、脱毛-―――-―――過敏症 -―――-発疹、そう痒感-―――血 液 -白血球減少、血小板減少、紫斑、点状出血、好酸球増多-―――-―――肝 臓 -AST、ALTの上昇-―――-―――消化器 -味覚異常-悪心・嘔吐、食欲不振-下痢内分泌 -プロラクチンの分泌促進、乳房肥大、乳汁漏出、体重増加-―――-―――長期投与注2) -口周部等の不随意運動-―――-―――その他 -ふらつき・めまい、食欲亢進、浮腫-倦怠感、脱力感、頭痛、発汗、異常高熱、熱感-――― 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 10,896,031 41,094 194,312 731,355 1,539,915 3,012,607 3,216,699 1,392,267 600,111 191,848 16,917 0 女性 11,237,395 13,962 154,852 735,584 1,470,946 2,701,472 2,819,416 1,639,334 1,206,399 443,342 66,050 0 合計 22,188,701 55,056 349,164 1,466,939 3,010,861 5,714,079 6,036,115 3,031,601 1,806,510 635,190 82,967 0 男性 10,896,031 41,094 194,312 731,355 1,539,915 3,012,607 3,216,699 1,392,267 600,111 191,848 16,917 0 女性 11,237,395 13,962 154,852 735,584 1,470,946 2,701,472 2,819,416 1,639,334 1,206,399 443,342 66,050 0 合計 22,188,701 55,056 349,164 1,466,939 3,010,861 5,714,079 6,036,115 3,031,601 1,806,510 635,190 82,967 0 単位:錠 性別・年代別グラフ 単位:錠 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道900,734東北1,624,175関東9,297,253中部3,214,284近畿3,614,888中国・四国1,627,173九州1,910,197合計22,188,701 単位:錠 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道900,734北東北587,402南東北884,523北関東1,460,573南関東7,836,680甲信越1,083,807北陸388,828東海1,956,359関西3,400,178中国1,207,592四国419,581北九州1,505,832南九州236,056沖縄336,618合計22,188,701 単位:錠 都道府県別 都道府県名 合計 北海道900,734青森県366,522岩手県152,250宮城県388,962秋田県220,880山形県209,031福島県286,530茨城県586,729栃木県446,462群馬県427,382埼玉県1,766,656千葉県1,020,936東京都3,132,073神奈川県1,917,015新潟県482,506富山県168,778石川県146,743福井県73,307山梨県191,279長野県410,022岐阜県171,959静岡県500,050愛知県1,069,640三重県214,710滋賀県358,400京都府774,304大阪府1,304,863兵庫県719,093奈良県167,746和歌山県75,772鳥取県116,180島根県152,041岡山県253,148広島県572,868山口県113,355徳島県77,600香川県103,178愛媛県144,876高知県93,927福岡県847,049佐賀県118,440長崎県193,104熊本県189,398大分県157,841宮崎県142,394鹿児島県93,662沖縄県168,309合計22,188,701 単位:錠