薬剤詳細データ

一般名

アモキサピン

製品名

アモキサン細粒10%

薬効名

うつ病・うつ状態治療剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

アモキサン細粒10%

yj-code

1179001C1024

添付文書No

1179001C1024_3_02

改定年月

2021-11

第1版

一般名

アモキサピン

薬効分類名

うつ病・うつ状態治療剤


用法・用量

アモキサピンとして、1日25~75mgを1~数回に分割経口投与する。効果不十分と判断される場合には1日量150mg、症状が特に重篤な場合には1日300mgまで増量することもある。

効能・効果

うつ病・うつ状態

相互作用:併用禁忌

モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤


セレギリン塩酸塩(エフピー)ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)サフィナミドメシル酸塩(エクフィナ)


発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等があらわれることがある。なお、MAO阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合には、少なくとも2週間の間隔をおき、また、本剤からMAO阻害剤に切り替えるときには、2~3日間の間隔をおくことが望ましい。


詳細は不明であるが、相加・相乗作用によると考えられている。


相互作用:併用注意

抗コリン作働薬


トリヘキシフェニジル塩酸塩等


口渇、排尿困難・乏尿、眼内圧亢進、視調節障害、便秘、鼻閉等があらわれることがある。


相互に抗コリン作用が増強されるためと考えられている。


アドレナリン作働薬


エピネフリン、ノルエピネフリン等


心血管作用(高血圧等)を増強することがある。


本剤は交感神経末梢へのノルエピネフリン等の取り込みを抑制し、受容体部位へのエピネフリン作働性を上昇させ、作用を増強させる。


中枢神経抑制剤


バルビツール酸誘導体等


本剤の作用が増強されることがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


降圧剤


グアネチジン


降圧剤の作用を減弱することがある。


三環系抗うつ剤はアドレナリン作働性ニューロンでのグアネチジンの取り込みを阻害すると考えられている。


シメチジン


本剤の作用が増強されることがある。


シメチジンにより本剤の代謝が阻害されると考えられている。


スルファメトキサゾール・トリメトプリム


本剤の作用が減弱されることがある。


機序は明らかでないが、本剤の代謝促進又は、作用部位での両剤の拮抗作用によるものと考えられている。


アルコール


中枢神経抑制作用が増強されることがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)


本剤の作用が増強されることがある。


SSRIにより本剤の代謝が阻害されると考えられている。


リネゾリド


セロトニン症候群の徴候及び症状(錯乱、せん妄、情緒不安、振戦、潮紅、発汗、超高熱)があらわれるおそれがあるので、十分に注意すること。これらの徴候や症状が認められた場合には、本剤と併用薬の両方あるいはいずれか一方の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


リネゾリドは非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する。


メチルチオニニウム塩化物水和物(メチレンブルー)


セロトニン症候群があらわれるおそれがある。


左記薬剤のMAO阻害作用によりセロトニン作用が増強されると考えられる。


副作用:重大な副作用

1: 悪性症候群(Syndrome malin)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。2: 痙攣(0.32%)、精神錯乱(0.16%)、幻覚(頻度不明)、せん妄(頻度不明)

3: 無顆粒球症(頻度不明)

-無顆粒球症、白血球減少等の血液障害があらわれることがある。前駆症状として発熱、咽頭痛、インフルエンザ様症状等があらわれる場合もある。4: 麻痺性イレウス(頻度不明)

-腸管麻痺(食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心、嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。5: 遅発性ジスキネジア(頻度不明)

-長期投与により、遅発性ジスキネジア(口周部等の不随意運動)があらわれることがある。6: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、急性汎発性発疹性膿疱症(頻度不明)

7: 肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの著しい上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。

副作用:その他副作用


循環器 -頻脈-血圧降下、動悸-血圧上昇、不整脈、心ブロック、心発作
精神神経系 -眠気、不眠-振戦等のパーキンソン症状、躁転、頭痛・頭重、構音障害、運動失調-耳鳴、焦躁・不安、四肢の知覚異常、知覚異常、アカシジア(静坐不能)等の錐体外路症状-興奮
抗コリン作用 -口渇(16.04%)、便秘-排尿困難、視調節障害-乏尿、鼻閉、眼内圧亢進
過敏症 -発疹-顔・舌部の浮腫、紅斑、そう痒
消化器 -悪心、食欲不振、下痢-嘔吐、胃部不快感、味覚異常、口内炎-口内不快感、胃痛・腹痛
内分泌系 -月経異常、高プロラクチン血症、乳汁漏出、女性化乳房
その他 -めまい-倦怠感、発汗-脱力感、発熱、性欲減退、頻尿、性欲亢進、顔面や身体の違和感、四肢冷感、頸痛-脱毛、性機能障害

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
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広島県0
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