薬剤詳細データ 一般名 アミトリプチリン塩酸塩錠 製品名 トリプタノール錠10 薬効名 三環系抗うつ剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 トリプタノール錠10 yj-code 1179002F1068 添付文書No 1179002F1068_3_09 改定年月 2022-04 版 第1版 一般名 アミトリプチリン塩酸塩錠 薬効分類名 三環系抗うつ剤 用法・用量 〈うつ病・うつ状態〉 アミトリプチリン塩酸塩として、通常、成人1日30~75mgを初期用量とし、1日150mgまで漸増し、分割経口投与する。まれに300mgまで増量することもある。 なお、年齢、症状により適宜減量する。 〈夜尿症〉 アミトリプチリン塩酸塩として、1日10~30mgを就寝前に経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜減量する。 〈末梢性神経障害性疼痛〉 アミトリプチリン塩酸塩として、通常、成人1日10mgを初期用量とし、その後、年齢、症状により適宜増減するが、1日150mgを超えないこと。 効能・効果 精神科領域におけるうつ病・うつ状態、夜尿症、末梢性神経障害性疼痛 相互作用:併用禁忌 モノアミン酸化酵素阻害剤セレギリン塩酸塩(エフピー)ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)サフィナミドメシル酸塩(エクフィナ)発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等があらわれることがある。なお、モノアミン酸化酵素阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合には、少なくとも2週間の間隔をおき、また本剤からモノアミン酸化酵素阻害剤に切りかえるときには、2~3日間の間隔をおくことが望ましい。詳細は不明であるが、相加・相乗作用によると考えられる。 相互作用:併用注意 アルコール本剤の作用が増強されることがある。アルコールが肝での本剤の代謝を阻害し、血中濃度が上昇すると考えられる。抗コリン作動薬ブチルスコポラミン臭化物本剤の作用が増強されることがある。併用によって受容体部位での抗コリン作用が相加される。コリン作動薬ピロカルピン塩酸塩本剤がこれらの薬剤の作用を減弱することがある。本剤がこれらの薬剤の作用に拮抗すると考えられる。アドレナリン作動薬アドレナリンノルアドレナリンアドレナリン作動薬の作用が増強されることがある。三環系抗うつ剤は交感神経末梢へのノルアドレナリンの取り込みを抑制し、受容体のアドレナリン作動性を上昇させ、作用を増強させることがある。中枢神経抑制剤バルビツール酸誘導体本剤の治療量において血中濃度が減少することがある。本剤の中毒量において本剤の作用が増強されることがある。本剤の治療量において、本剤の肝での代謝が増加することがある。本剤の中毒量における有害作用を増強することがある。降圧剤グアネチジン硫酸塩硫酸ベタニジン降圧剤の作用を減弱することがある。本剤はアドレナリン作動性神経末でのグアネチジンの取り込みを阻害し、降圧作用を減弱させると考えられている。スルファメトキサゾール・トリメトプリム本剤の作用を減弱するおそれがある。機序不明カリウム製剤(徐放性、腸溶剤)カリウム製剤の消化管粘膜刺激があらわれやすい。本剤の抗コリン作用により消化管運動が抑制される。クマリン系抗凝血剤ワルファリンカリウム抗凝血作用を増強するおそれがある。ワルファリンの肝での代謝が阻害されると考えられている。トラマドール塩酸塩痙攣発作の危険性が増大するとの報告がある。機序不明血糖降下剤インスリン経口血糖降下剤これらの薬剤の血糖降下作用を増強することがある。機序は不明であるが、他の三環系抗うつ剤でインスリン感受性を増強する等の報告がある。バルプロ酸ナトリウム本剤の作用が増強されることがある。本剤の血中濃度が上昇することがある。CYP3A4誘導作用を有する薬剤等カルバマゼピンフェニトインセイヨウオトギリソウ(St.John's Wort)含有食品本剤の作用を減弱するおそれがある。本剤の血中濃度を減少させると考えられる。CYP3A4阻害作用を有する薬剤リトナビルホスアンプレナビル本剤の作用を増強するおそれがある。本剤の血中濃度を増加させると考えられる。CYP2D6阻害作用を有する薬剤選択的セロトニン再取り込み阻害剤フルボキサミンパロキセチン抗不整脈剤キニジンプロパフェノンフレカイニドシメチジンフェノチアジン系製剤本剤の作用を増強するおそれがある。本剤の血中濃度を増加させると考えられる。 副作用:重大な副作用 1: 悪性症候群(Syndrome malin)(頻度不明)-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、またミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。2: セロトニン症候群(頻度不明)-不安、焦燥、せん妄、興奮、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクロヌス、反射亢進、下痢等があらわれた場合には投与を中止し、水分の補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。3: 心筋梗塞(頻度不明)4: 幻覚、せん妄、精神錯乱、痙攣(いずれも頻度不明)5: 顔・舌部の浮腫(0.1%未満)6: 無顆粒球症、骨髄抑制(いずれも頻度不明)7: 麻痺性イレウス(頻度不明)-腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。8: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等があらわれた場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと,。 副作用:その他副作用 循環器 -血圧低下、頻脈-血圧上昇、動悸、不整脈、心発作、心ブロック精神神経系 -眠気-振戦等のパーキンソン症状、運動失調、四肢の知覚異常、焦燥-構音障害-不眠、不安、口周部等の不随意運動(長期投与時)過敏症 -発疹-蕁麻疹血液 -白血球減少肝臓 -黄疸-肝機能障害、AST上昇、ALT上昇消化器 -口渇-悪心・嘔吐、食欲不振、下痢、便秘-味覚異常泌尿器 -排尿困難-尿閉その他 -ふらつき、頭痛、眩暈、倦怠感、発汗、視調節障害-眼内圧亢進-体重増加 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0