薬剤詳細データ

一般名

ノルトリプチリン塩酸塩

製品名

ノリトレン錠10mg

薬効名

精神神経用剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ノリトレン錠10mg

yj-code

1179004F1024

添付文書No

1179004F1024_1_22

改定年月

2022-04

第1版

一般名

ノルトリプチリン塩酸塩

薬効分類名

情動調整剤


用法・用量

はじめ1回量としてノルトリプチリン10~25mg相当量を1日3回経口投与する。又はその1日量を2回に分けて経口投与する。その後、症状および副作用を観察しつつ、必要ある場合は漸次増量する。通常最大量は1日量としてノルトリプチリン150mg相当量以内であり、これを2~3回に分けて経口投与する。

効能・効果

精神科領域におけるうつ病およびうつ状態(内因性うつ病、反応性うつ病、退行期うつ病、神経症性うつ状態、脳器質性精神障害のうつ状態)

相互作用:併用禁忌

モノアミン酸化酵素阻害剤


セレギリン塩酸塩(エフピー)ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)サフィナミドメシル酸塩(エクフィナ)


発汗、不穏、全身痙れん、異常高熱、昏睡等があらわれることがある。モノアミン酸化酵素阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合には、少なくとも2週間の間隔をおき、また本剤からモノアミン酸化酵素阻害剤に切り替えるときには、2~3日間の間隔をおくことが望ましい。


詳細は不明であるが、相加・相乗作用によると考えられる。


相互作用:併用注意

抗コリン作用を有する薬剤 フェノチアジン系薬剤 ブチロフェノン系薬剤 等


口渇、便秘、排尿困難、眼圧上昇等があらわれることがある。


併用により抗コリン作用が増強される。


バルプロ酸ナトリウム


本剤の作用が増強することがある。


併用により本剤の血中濃度が上昇する。


中枢神経抑制剤 バルビツール酸誘導体等


眠気、脱力感、倦怠感、ふらつきがあらわれることがある。


併用により中枢神経抑制作用が増強される。


アルコール


本剤の中枢神経抑制作用が増強することがある。


併用により中枢神経抑制作用が増強される。


アドレナリン作動薬 アドレナリン ノルアドレナリン 等


過度の交感神経興奮、重篤な高血圧、異常高熱等があらわれることがある。


三環系抗うつ剤は交感神経終末へのノルアドレナリンの取り込みを抑制し、作用が増強される。


リファンピシン


本剤の作用が減弱することがある。


リファンピシンの肝CYP誘導作用により、本剤の代謝が促進する。


スルファメトキサゾール・トリメトプリム


本剤の作用が減弱することがある。


機序は不明である。


キニジン


本剤の血中濃度が上昇することがある。


キニジンの肝CYP2D6阻害作用により、本剤の代謝が抑制される。


クマリン系抗凝血剤 ワルファリン


クマリン系抗凝血剤の血中濃度半減期が延長することがある。


本剤がワルファリンの肝代謝を抑制するとの報告がある。


血糖降下剤 インスリン 経口血糖降下剤


これらの薬剤の血糖降下作用が増強することがある。


機序は不明であるが、本剤がインスリン感受性を増強するなどの報告がある。


副作用:重大な副作用

1: てんかん発作(頻度不明)

2: 無顆粒球症(頻度不明)

-異常(前駆症状として、発熱、咽頭痛、インフルエンザ様症状等があらわれる場合もある)が認められた場合には、投与を中止すること。3: 麻痺性イレウス(頻度不明)

-腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満又は弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)をきたし、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には、投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので、注意すること。4: 悪性症候群(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それにひきつづき発熱が認められる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。5: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙れん、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)が認められる場合は投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと,。6: 心室性頻拍(Torsades de pointesを含む)(頻度不明)

副作用:その他副作用


循環器 -血圧降下-血圧上昇、頻脈-動悸、心電図異常(QT延長等)
精神神経系 -眠気、不眠、振戦等のパーキンソン症状、焦燥-不安、耳鳴、知覚異常-幻覚、せん妄、精神錯乱、運動失調
抗コリン作用 -口渇(14.8%)、便秘-排尿困難、視調節障害、鼻閉-眼圧上昇
過敏症 -発疹、そう痒感
血液注1) -白血球減少
肝臓 -黄疸-AST・ALTの上昇等の肝障害
消化器 -食欲不振-悪心、嘔吐、味覚異常、下痢
長期投与注2) -口周部等の不随意運動
その他 -眩暈、頭痛、倦怠感-ふらつき、発汗

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 3,283,684 0 25,852 135,619 335,215 609,558 960,197 572,704 402,615 222,316 19,608 0
女性 4,889,877 0 41,101 260,427 373,231 728,628 941,089 728,797 934,581 733,639 145,760 2,624
合計 8,176,220 0 66,953 396,046 708,446 1,338,186 1,901,286 1,301,501 1,337,196 955,955 165,368 2,624
男性 3,283,684 0 25,852 135,619 335,215 609,558 960,197 572,704 402,615 222,316 19,608 0
女性 4,889,877 0 41,101 260,427 373,231 728,628 941,089 728,797 934,581 733,639 145,760 2,624
合計 8,176,220 0 66,953 396,046 708,446 1,338,186 1,901,286 1,301,501 1,337,196 955,955 165,368 2,624
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道383,780
東北325,382
関東3,037,157
中部1,260,470
近畿1,615,779
中国・四国751,774
九州801,877
合計8,176,220
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道383,780
北東北81,396
南東北196,823
北関東426,804
南関東2,610,353
甲信越480,275
北陸238,009
東海625,678
関西1,532,287
中国665,165
四国86,609
北九州499,198
南九州232,487
沖縄140,384
合計8,176,220
都道府県別
都道府県名 合計
北海道383,780
青森県37,266
岩手県47,163
宮城県82,807
秋田県44,130
山形県51,516
福島県62,500
茨城県197,028
栃木県188,212
群馬県41,564
埼玉県246,139
千葉県424,559
東京都1,078,419
神奈川県861,236
新潟県60,278
富山県155,618
石川県57,982
福井県24,409
山梨県258,879
長野県161,118
岐阜県32,080
静岡県110,796
愛知県399,310
三重県83,492
滋賀県214,690
京都府174,656
大阪府736,426
兵庫県270,628
奈良県76,958
和歌山県58,929
鳥取県94,362
島根県85,048
岡山県145,654
広島県297,977
山口県42,124
徳島県33,288
香川県8,294
愛媛県32,237
高知県12,790
福岡県307,993
佐賀県35,292
長崎県28,736
熊本県68,972
大分県58,205
宮崎県96,350
鹿児島県136,137
沖縄県70,192
合計8,176,220